2011年12月19日月曜日

日本で売ってるセーバー用パーツ

ライトセーバーをいじってて困るのは海外から取り寄せないといけないパーツが多いことだ。中枢となる制御ボードやLEDは勿論、スイッチや電池などのパーツも海外のショップ、おもにTCSSから購入することが多い。複数回にまたがって購入すると国際配送費がバカにならない。なるべくまとめて買うことにしているが、在庫切れなどで待っていると、こんどは他のパーツが在庫切れを起こしたりして発注のタイミングが難しい。

発注しても直ぐに届かないし、海外でなくとも買えるものは、なるべく国内で買い求めることにして色々探している。

以下そのリスト。

品名型番など入手先
充電ポートMJ-21マルツなど
Momentary Gurded Style switch【DS-259-K-R】押しボタンスイッチマルツなど
AVスイッチE-Switch社製 PV6 (AVスイッチはスイッチメーカー各社から出ており、TCSSのものとは違うメーカー。LEDのVFも異なる)ヤフオクなどで。
クイックコネクタ【ZL2505-2PS】ナイロンコネクタ SMマルツなど
TrustFire All-in One charger日本で買うと高いが売ってるAmazonなど
PCB 7.4V7.4v 保護回路batteryspaceなど

14500や18650形のリチウムイオン電池は保護回路付きならば楽天やアマゾンなどでも取り扱っている。保護回路無しは電子パーツショップでも取り扱っている所がある。

3Wクラス以上の高出力LEDも探せばあるけど、セーバー用途に使えるかどうかはわからない。

マルツで仕入れると結局配送費がかかるのと実物を見ないとサイズがわかりにくい為、なるべく近所のパーツ屋さんで買っている。忙しい時は時間節約代&交通費と割り切って買っちゃうけど。

2011年12月16日金曜日

ライトセーバー工作のいいところ

ライトセーバーをいじり始めて1年とちょっと。まさかこんなにハマるとは思いもしなかった。勿論、スターウォーズは大好きだし、劇中で振り回されるライトセーバーはとてもかっこいいと思ってる。でも、この趣味にはそれを越えたものがある。

ものづくりは何でもそうだと思うのだが、完成に向かう中でにいろんなことが起きて、それを解決していくのが楽しい。

まずは情報集め。ネットを渉猟し、セーバーの構造や組立過程に思案を巡らし、多くは英語で書かれている情報を解読するのは軽い頭の体操みたいなもの。

次にパーツ集め。思い描く機能や意匠を満たすような電子部品や金属パーツをあれこれ探し、組み合わせたりして実現できると達成感を味わえる。パーツ探しの中で思いもしなかった逸品を見つけることがあるのも楽しい。

そしてパーツ作り。樹脂や金属を研磨切削して、自分の望む形に変えていく。要求を満たす形状が出来上がったところでも達成感。特に金属研磨は最初、荒かった触り心地が滑らかになり、自分の顔が映るぐらいの美しい鏡面に仕上げられると何とも言えない愉悦を覚える。

セーバーの肝となるハンダ付けや配線は、回路を考えて接続し、動作試験したときに光と音が出ると、なにかに命を吹き込んだような感覚になる。

最終的に全てを組み合わせて、劇中の姿を彷彿とさせる、光り輝き唸り声を上げる自分専用のライトセーバーを手にした時の喜びはたまらない。

その姿を収めた画像や動画をネットにupして、批評(大抵はお褒めの言葉)を得るとちょっと自尊心をくすぐられもする。

同好の士と集まって自分の作ったセーバーで殺陣に興じれるのも最高。煌々と輝く刀身を使った殺陣は他では楽しめない。

ライトセーバー工作には色んな楽しみが詰まっていて、一本仕上げるとまた楽しみを味わうために次のものを作りたくなったり、完成品に更に手を加えてより良いものを目指したくなる。止まらないのだ。

ただ残念なのは、部材が高価であることと本場は海外なので配送費が余計にかかること。こればっかりはどうしようもない。

2011年12月5日月曜日

ガンモドキのポンメルを変えてみた

ガンモドキことUltrasabers製Consularはクワイガンのライトセーバーの姿に似せている。

以下は比較写真
赤矢印が顕著な相違点。写ってないけどカバーテックノブの位置も違う。
シュラウドもスリットが入っていない。

元々太さ自体がMHSコンパチなんでぜんぜん違うし、あまりにも似せてしまうとルーカスフィルムが怒っちゃうかもなので、これはあくまでもConsularという製品。

でも似てるんだから、もうすこし似せてやりたいなというわけで、ポンメルをMHS Style7に変えてみた。
TCSS製MHS pommel style7

パウダーコート塗装すると高くなるので、自分で塗装してみた。洗浄してからミッチャクロンを吹いて、ラッカーの黒を吹いた後、つや消しクリアーでコートした。



ワーキング用プロップは高くて手が出ないからねー。ちょっとづつコイツを改造していくのも楽しいかなと。いずれPetitCroutonを仕込んでやろう。

2011年12月1日木曜日

MHS 3rdにPetit Croutonを入れてみる

今年の1~4月頃はなんか燃えていた。FXオビ=ワンEP3を細首に改造しよう!落札したラリグラでクリスタルチェンバーつきセーバー作るんだい!とか息巻いて、必要な部品を買い漁り、さあやるぞ!と意気込んでいたのに、いろんな出来事があって、なんかセーバー作りの熱意が下がってしまっていた。改造の難易度が高く、尻込みしていた面もあるかも知れない。気合を入れたつもりのMHS 3rdがうまく行かず、それで意気消沈したのかも知れない。
それでも5月頃にはRemoval版VaderFXをコンバートしたり、Ultrasabersからガンモドキを購入したりしていたけれど、いまいちセーバーいじりに気が乗らなかった。
ラリグラとMHS 3rd用に購入したPetit Crouton(以下PC)もそのまま放置したっきりで、いつかやろう、いつかやろうと先延ばししていた。

そんな状況に最初に活を入れてくれたのが水分農場組合総会だった。ブログやtwitterで言葉を交わしている人たちと直接お会いできて、セーバーやSWに関して遠慮なく話しまくれる時間が楽しすぎ、気がついたらブース作って参加する気になっていた。ブースを作るとなるとあんまり恥ずかしいものは持っていけないし、ヴァリエーションを揃えないとと思い、ヨーダFXのコンバートをしたりしていたのだが、そこでもう一つ活を入れてくれる出来事が。
ヤマビコさんとマットさんのtwitterでのやり取りから始まった第一回関西ライトセーバーオフ会だ。そこに集まった垂涎モノのセーバー群にガツンとやられたし、水分よりもっとディープな話が出来た時間のせいで、下手でもいいからなんか作るぞ!作って遊ぶぞ!という決意のようなものが生まれてしまった。

となると放置しているMHS 3rd やラリグラ、オビ=ワンになんかケリを付けてやりたくなった。

オビ=ワンは水分やオフ会でParks製ワーキングなどを実際に見てみて、FXを改造してもいいものにはならないと思ったので、改造は見送る。
ラリグラについてはまだ答えを出さない。材料として置いておく。ちょっといじっちゃったからもう転売できないし。

そしてMHS 3rd。SaberSDやらTCSS製LEDドライバなどを入れたもののサウンドとLEDの同期がうまく取れず、やり直す気にもならないので放置していた。PCをいれるつもりだったが、SDカードへのアクセス法が解決できず、モヤモヤしたまま時間が過ぎた。SDカードへのアクセスを考えるとPetit Croutonはポンメル側に設置せざるを得ない。しかし、ブレードの振動を一番キャッチするのはエミッター側である。特に俺の場合、ポンメルを握る左手を堅く締めるため振動が伝わりにくい。だからといってPCをエミッター側に設置するとSDカードへのアクセスがしにくくなる。
PCに挿すMicroSDカードの延長ケーブルを色々探してみたけれど、売ってないのだ。

そんな感じで尻込みしていたのだが、11月になってずっと欲しかったCrystal Focusが購入できてしまった。到着はまだ先だがマニュアルを読み込んでいくと、非常に細かい配線をしなければならない様子。Crystal Focusでは是非FoCを実装し、そのセーバーで擬斗をやってみたい。でも失敗はしたくない。折角購入できたCFをSaberSDのように壊してしまうようなことだけはしたくない。

ということで経験を積むつもりでPCの実装にチャレンジしてみるのであった。前フリ長過ぎ。

まずは電源関係。PCはSaberSDと同じくスイッチを切っていても電力を食う。つまりキルスイッチを設けないといけない。VaderFXなどで電池が飛び出してオフになってしまうことがあってから、電池ケースに嫌気がさしており、この際だから電池パックを作り、充電ポートを設けて使わない時はキルキーを挿しておく運用したくなった。ところがそれ用の充電器がいつまで経ってもTCSSでは売り切れ。もう待ってられないからeBayで発注した。あわせてPCB(Protection Circuit Board:保護回路)と電池も買った(配送料掛かんないのでTCSSで買うより安かったりする)。

到着まで時間があるから、それまでの間はいつものように電池ケースを使う。電池到着後に配線しなおしになるから、二度手間になるけど構わない。とにかく走っていたい。
間に合わせの電池として以前TCSSから仕入れて使っていた14500形Li-ion電池を使おうかと思ったが、これ、サイズが大きくて単三用電池ケースに入らない。以前も電池ケースを細工して使っていたぐらい。

そこでふと、ラリグラ改造用にyahooから仕入れていた同型の電池を比べてみるとサイズが違う!
もちろん、ヤフオクの方はすんなりと単3用ケースに入る。何じゃこりゃ。同じものではないのかな?

さてハンダ付けの開始。下はPetit Crouton v1.5-L(Lock版)。
購入してから2ヶ月ほどして、音源データを変更できるバージョン(PC v1.5-U:Unlock版)が売り出されたのにはガッカリした。初物には飛びつかないのが利口なのかもね。

サクサク配線していって以下のように。
ハンダが溢れて隣の回路と短絡しないかヒヤヒヤしたが、あまりそういうことは心配しなくても良い様子。リード線に予備ハンダをしておき、端子に突っ込んで裏側からハンダ付けするとサクっと配線できる。
アクセサリLED用端子だけはちょっと面倒だった。チップ抵抗を配線できるようになっているが、ハンダで埋めてやった。抵抗が必要ならリード線の先に繋げばいいし。今回はAVスイッチを光らせる(3.3V 20mA)だけなので抵抗不要。

電源とスピーカー、メインLED、スイッチの各端子を配線したところで動作テストをしようと、これも眠らせていたSeoul P4の赤を繋いでスイッチを入れたら一瞬だけ光って消えた。げぇっ!早速故障かっ!と焦ったが、音は出つづけている。スイッチオフしてストックのLEDをつなぐとちゃんと光った。どうやらSeoul P4は不良品だったか保存状態が悪かったらしい。赤色のセーバーにしたかったのに…。

一応基本的な配線はいけてるようなので、SDカードアクセスを何とかしてみる。
ネットを探すとそういう延長ケーブルを自作している人もいるようで、出来ないわけではなかろうとトライしてみる。材料になったのはこの製品。


他にもフィルムケーブルのものがあったが再配線しづらそうだったため、これを生贄に。台湾とかにもこれに近いケーブルがあるそうなのだが…。
まずはカバーを外す。カッターで丹念に接合部をなぞってすこしずつ切断。

サイズを図るとぎりぎりヒルトに収まりそうだったので、間を延長してみる。その方が簡単だし。

カッターで一本一本切り分けた後に真ん中で切断して皮むき。AWG30ぐらいの細さ。

AWG28のリード線を双方にはんだ付け。予備ハンダを盛っておいて、両側を併せてハンダコテで炙ってくっつける。その後ヒートシュリンクで覆う。

完成。ヒートシュリンクをライターで炙ってたら、SDカードを差し込むソケット側の線の被覆が少しだけ溶けてしまった。耐熱コートではないらしい。まあそれでも一応完成。
線がバラけないようテープで巻いた。

パソコンの差込口に突っ込んで動作確認をすると、正常に読み書きできた。続いてPCに突っ込んで動作テスト。
問題なく動作している。

このあと、ヒルトに入れてみたら延長ケーブルの長さを測り間違えていて長すぎたので、切断して再度配線しなおしたが、結局SDカードソケットのサイズが大きすぎて電池と一緒に入れると上手く収納できない。しょうがないからMicroSD・MiniSD変換アダプタの端子に配線しようかと思ったが、端子が細い上、コテの熱で樹脂パーツが溶けてしまうかもしれず、弱る。思案しつつパーツ屋を巡ってみるとこのような物を見つけた。

SDカードサイズでMicroSDカードコネクタがついていて、ご丁寧に配線しやすいようになっている基板。こんなものがあるとは知らなかった。見つけた瞬間、これだっ!と握りしめてレジに直行した。

早速配線しなおし。サイズ比較のためにSDカードアダプタを置いてみる。

試しに電池ケースと一緒にヒルト内に納めてみるとすんなり入った。これでポンメル側でMicroSDカードの抜き差しができる。基板の接点部はあとで絶縁テープで巻いた。

さて、こんどはPCのヒルト内設置。随分前からどうしようか悩んでいた。もちろん絶縁しないといけないし、ヒルト内でブラブラさせると音が鳴りにくくなる。塩ビ管や樹脂製パイプを見繕ってみたが、サイズがいまいちヒルト内径と合わない。

Crystal Focusのマニュアルやら資料やらをPlecterLabsのサイトで漁っていると、チュートリアルのページに「Installing & secure electronic modules within the saber's hilt」という記事を見つけて、ああそうか!と得心した。パイプを縦に切って縮めてヒルトに入れたら、中で広がって固定されるのだ。そのパイプに基板を接着すればいいのだ。

てなわけで、ハンズで購入した外径30mmの樹脂製パイプを少し切ってホットボンドでPCを固定したのが下の画像。

試しにヒルトに挿入してみるとピタっと止まってくれる。ちょっとやそっとでは動かない感じ。これはいいや。

悩みの種は全部消えたので、後はサクサクモード。

下記はAVスイッチ。スイッチを固定するボックスは以前仕入れたもの。800~8000番のペーパーやら研磨布やらで磨いたあと、ブルーマジックで更に磨くと鏡面になった。
触ってるうちに曇ってくるけどね

こいつを基板側と配線する。


配線が長いと中で邪魔になるため、なるべくハンダ付けしやすい範囲で短めになるように切って結線。どれがどこに行くんだっけ?と混乱したり。ところどころで動作させて確認した。
ポンメル側はこんな感じ。えぬむらさんの作例を参考にしてスピーカーホルダーも削ってある。
ポンメル側からSDカードにアクセス出来る!うれしい!

柄頭。キルキーはえぬむらさんから以前戴いたもの。使う機会がなかったのが心苦しかった。
ちっちゃくてオシャレ。こりゃーええわ。 

ポンメルに充電ポートを設置して初めて分かったが、フタはかっちり固定されているわけではなく、ポンメルを回しても充電ポートの配線が捻れすぎることがないようになっている。よく考えてあるなぁ。

てなわけで完成。
スイッチは左側が起動、右が補助。 



キルキーを抜くとメインスイッチが赤く点滅。

起動するとスイッチがせわしなく点滅。
動画を撮ってみた。

動画を撮ったあと、設定値を色々いじってみたが、初期設定はよくできている。変更の必要をあまり感じなかった。エミッター側に基盤を設置したおかげだろう、クラッシュ音の反応はすこぶる良い。スイングは右手で握る部分にセンサーが来ているため、ちょっと鈍いかもしれないが、スピンなどにはちゃんと反応していた。
LEDはガンモドキ用にUltrasabersから購入していたSeoul P4があったのを思い出して流用した。スゲー明るい。

アクセントLEDがちょっとせわしなく感じたので、色々パターンを弄ってみた。

参考になるか分からないが、設定ファイルを下記に記す。
パターン01 パターン02 パターン03 
s00=11
d00=200
s01=01
d01=200
s02=11
d02=100
s03=00
d03=200
s04=11
d04=200
s05=01
d05=200
s06=11
d06=100
s07=00
d07=200
s00=11
d00=50
s01=01
d01=50
s02=11
d02=50
s03=01
d03=50
s04=11
d04=50
s05=00
d05=50
s06=11
d06=50
s07=01
d07=50
s00=11
d00=200
s01=01
d01=50
s02=11
d02=200
s03=11
d03=50
s04=11
d04=200
s05=00
d05=50
s06=11
d06=200
s07=11
d07=50

もひとつ参考までに回路図。水魚堂さんの「回路図エディタBSch3V」で作成。機能の割には単純な配線で済むのが嬉しい。
PCはとても良い制御ボードだと思う。すくなくともObsidianよりずっといい。ブレード発光のゆらめきやクラッシュエフェクトがたまらん。

MHS3rdを作り始めたのは去年の年末。SaberSDに苦戦して思った通りの内容にならなくて残念だったが、ようやく納得が行くものが出来た。後は充電器とパック用電池とPCBが届いたら電池を換装するつもり。

2011年11月25日金曜日

エミッタープラグ2個目

シェーバーの替刃にはヘッドが3個ついてくる。エミッタープラグ一個目は裏側を使ったので、二個目は表側を使ってみよう。

材料は下記の写真の通り。

  1. 半透明フィルム二枚重ね。キャップの裏側に置いて中身が詰まってる感を出す。2.の上に貼る。
  2. 0.5mm厚の透明塩ビ板二枚重ね。1.の台座。6.の上に貼ってキャップとフィルムの間を詰める。
  3. キャップ。真ん中をサンドペーパーで削ってマークを消した。ホントは全部削り去るつもりだったが、うまい具合に真ん中だけ削れたのでこれでいいかな、と。6.の上に貼る。
  4. 穴径調整リング。外径1インチ、内径20ミリ。5.の上に貼る。
  5. リングの台座。Thin-Walledブレードを4mm切って作った。3.の上に乗せて貼る。
  6. プラグ本体。重みがあったほうが抜けやすいだろうと、Thick-Walledブレードで作った。光量調節のため白の塩ビ板(0.5mm厚)を貼りつけてある。

5と6は両方共パイプカッターで筋目をつけてからピラニアソーで切断して、断面をサンドペーパーで整えた。なんでピラニアソーかというと、Thick-Walledは厚みがあってパイプカッターの刃が貫通しなかったから、Thin-Walledはパイプカッターでは4mm幅を切れないから。ピラニアソーも都度都度パイプを回しながら、筋目をガイドとして少しずつ削っていくようにして切断していった。でないと刃が変なとこに入って綺麗に切れない。
サンドペーパーも手で断面を整えるとどうしても偏りが出るので、ヤマビコさんのやり方に習ってなるべく均等になるように研磨した。俺みたいな工作素人にとって、こういう先達がいらっしゃるのは本当に心強い。

これらを接着剤でぺたぺた貼ると下記のようになる。


貼りつけた後、はみ出した接着剤や微妙な段差をサンドペーパーで削って整えてある。
さっそくMHS1stに突っ込んでみた。



光量は控えめ。前回作ったものは半透明フィルム4枚重ねで輝きが強いのはいいが、ちょっとだけ眩しい。こちらのほうが目には優しかろう。
やっぱり部品の接着の際に微妙にずれが発生するため、ピンセットで摘まんでひっぱらないと抜けない。

あと一枚残ったキャップはどうしようかなー。真ん中に穴あけて、ワッシャーと飾りネジでも嵌めてやろうかな。

違ったデザインのキャップも欲しくなってきてしまった。でもこのタイプの替刃を売ってるのって、日本じゃPHILIPSだけでバリエーションに乏しいんだよな。安物のシェーバーとかもあるけど、キャップだけ取って本体捨てるのもしのびないし。

2011年11月21日月曜日

チャンバラを実践してみて

このあいだのオフ会のラスト、雨が上がった公園でチャンバラに興じてみて色々雑感。
  • チャンバラに使うセーバーは落としてもいいようなものにする。あの時、ガンモドキをスピンさせてたら手が滑ってすっ飛んでいって、コンクリートの地面に激突してしまった。元々、外形がシンプルで出っ張りがないからぶつかるところも少なかったため、ポンメルに少し傷がついてしまった程度ですんだ。内部ボードも強靭なObsidianだったので配線にも影響なかったけど、もしこれがVaderANHだったらシュラウドが割れたり出っ張り部分が壊れたりしてただろう。クリスタルチェンバー内蔵セーバーとかでチャンバラはもっての外だ。
  • 殺陣の際、セーバースピンは要所要所にとどめておく。撮影したビデオ(関係者以外には未公開)を観てみると、合間合間に嬉しがってスピンしてたら、その分だけ間延びしてしまっている。メリハリに欠けるのである。
  • ブレードカラーを考える。オビ=ワンvsアナキンのように同じ色のセーバーもいいけど、色を変えたほうが見てて楽しい。赤は特に映えるので絶対に要る。
  • ブレードの固定は厳重に。刀で例えたら目釘のチェックを怠るようなもん。相手にブレードがすっ飛んで行ったら怪我する。
  • 酔って振り回すのはなるべく控えよう。天候もあってしょうがなかったし、楽しかったけどね。
  • 機能が付いているのであれば、つば競り合いの時にはロックアップ音を鳴らそう。そこまで頭が回らなかった。絶対その方が楽しい。
  • 起動と終了ポーズを色々考えるべし。メリハリが効いて楽しいと思う。
ま、酔ってたし時間なかったしで反省点が多かったけど、反省点があるのは良いことだ。次はもっといいものが出来るはずだから。

2011年11月20日日曜日

エミッタープラグを作ってみた。

ライトセーバーオフ会に参加いただいたAzmaria Deiさんが持ってきていたライトセーバーには、いずれもエミッタープラグが挿さっていた。ブレードを取り除いてヒルトのみにした状態でLEDを発光させると強烈な輝きを直視することになるため、目を痛めないよう光を遮るように拵えた短い筒をエミッターに挿しておく。それをエミッタープラグといい、TCSSでも販売されている
Azmariaさんが挿していたエミッタープラグはRazor Blade Plugsというものを参考にして作られたらしく、とてもかっこよくて、一発で欲しくなってしまった。
他に心を捉えられたエミッタープラグというとヤマビコさんがえぬむらさんに贈られたものがある。水分農場組合総会で実物を拝見したが、物凄くかっこよかった。これを作るのは無理だけれど、Razor blade plugモドキなら作れそうなのでやってみた。

まずは材料集め。シェーバーのヘッドを色々見繕ってみた。ヤフオクなどで1000円のそれっぽいヘッドを持つ電気カミソリが見つかったが、ヘッドだけ使って本体を捨ててしまうのはなんだか勿体無い。ということで替刃を探してみるとフィリップス製シェーバーの交換ヘッドが幾つか見つかった。その中でカッコいいなとおもったRQ12をゲット。定価より2000円程度安の5600円(送料込み)。
分解は簡単で、ヘッドキャップを簡単に取り外せる。
肌に密着するよう、弾力性がある。

シェーバー本体との接続部。

一年ほど前にうちの父親にも同様のシェーバーを
買ってあげてて、このようにパカッと開けて水洗いできる。

写り悪いけど左側がカミソリ。

こいつだけ売ってくれたらいいんだけど

こいつの外径は先端が20.6mmで縁は21.4mm。1インチ径のThin Walled ブレードに先端がすっぽり収まりつつ縁でギリギリ引っかかる。そのままブレードの端材に貼りつけてもいいのだが、不恰好なので素材を探してみるとこういうものがあった。
#15 H&H 穴径サイズ調整リング25.4-20

何の穴径を調整するリングか知らないが、外径が25.4mmでブレードホルダの径にほぼピッタリ。内径は少し狭いが全く使えないわけではない。
ヘッドの裏側がなんか最初から使い古されてるような色合い且つ、ピコっと突起が出てて、それっぽいので裏返して貼っつけて、その上にリングを貼ってみる。
ゲヒヒ、極渋の色合いでござるよ

リングが寸法ぴったり。

良い感じだ。ブレード端材はエミッターにスムーズに出し入れできるようサンドペーパーで削っている。削らないままだとつっかえるし、引きぬくことができなくなる。ヤマビコさんのブログで初めて知ったドリルレースってやりかたで削ってみた。感謝。

最初、ヘッドの裏側には何にも貼りつけていなかったのだが、LEDの光は全く邪魔されることなく眩しいままで、エミッタープラグの役割を果たさなかったため、底に白色の塩ビ板を貼って光を弱めてみたが、こんどはヘッドの裏側になんにも入っていないのがまるわかりで、メカニカル感が全くしなかった。
なので、ブレードの先端と同じように半透明フィルムを4枚重ねで貼り付けるとそれなりに見えるように。
これをMHSに挿入してみるとこんな感じ。
うむ、良い感じだ!さっそく点灯させてみる。


いい!実にいい!ヘッド裏側にフィルムを貼ったのは正解。奥にあるLEDではなくヘッド自体が発光している様に見える(ある程度だけど)。
あと2つヘッドが残ってるから次は裏側ではなく表側を使って作ってみよう。


ベイダーに入れてみた写真を追加。これもいい味出てる。