2010年9月27日月曜日

オビワンTPM FX コンバージョン続き

前回のチュートリアルの適当翻訳の続き。
前回はヒルトからブレード及び基板格納部を引き出したところまで。ほとんどの写真はTCSSのチュートリアルから。

15:ブレードのピンを錐で叩いて押し抜く。このピンは再利用しない。
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16:スイッチカバーを外す。簡単に外れる。
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17:さてここからが本番。ブレード下部の基板格納部の接着面を引き剥がして開ける。マイナスドライバーなどをノミ替わりにしてコツコツと割り開ける。チュートリアルの説明では「他のFXセーバーのコンバージョンではブレード本体を引き抜いてたけど、オビワンTPMでやると配線がダメージを受けるのでやっちゃダメ」と警告されている。
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18:基板から配線の接続を外す。ブレードの末端に付いている部品を割開けて(これも再利用しない)、振動センサーを取り出し、共にブレード本体から切り取る。接続失敗を考えて少し長めに切り取ったほうがいいかも。
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19:チュートリアルではここでコンバージョンキットの出番なのだが、先に鞘の部分をブレードホルダの長さ分だけ、前方からカットする。ブレードホルダに置き換えるわけである。
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カットすべき位置は下記写真を参考。電源スイッチ部分の穴の天辺を1mm残す程度。俺はプラ用ノコで切ったのだが、最初もっと長く切ってしまっていたので、結局ヤスリで削ってこの長さにした。
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20:この段階でヒルトにブレードホルダと共にセットしてみて、基板格納部に手順5で外したピンを通してみて(ピンには向きがある)、寸法を調整しておいたほうがいい。接着してからではやりにくい。写真では電源スイッチ基部の部品もセットしてるが、とりあえずは必要ない。
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ブレードホルダのネジ穴がきちんと通らないようならば、基板格納部をヤスリなどで削って調整する。また、ヒルトの状態(遊びすぎて変形してるとか)によってはブレードホルダが入りにくいかも知れない。その場合はブレードホルダを金属ヤスリなどで削って調整する。

ただし、この時点では絶対にブレードホルダのネジを締めないこと。最後の最後まで穴に入れて締め付けてはならない。もし締め付けてしまうとヒルトが歪み、最悪の場合、ブレードホルダが抜けなくなってしまう。このネジはほんの少しブレードホルダに入る程度で良いのである。

21:LEDを熱伝導粘着テープでヒートシンクに貼りつけ、リード線をはんだづけし、レンズとレンズホルダをセットした後、ブレードホルダにねじ込んでハメ込む。ブレードホルダには雌ねじが切られており、ヒートシンクがねじ込めるようになっている。それでレンズとレンズホルダを押さえつけるわけである。配線は赤がプラス、黒がマイナス。LuxeonRebelを使ったけれど、通常のMHSを使用する際に必要なアダプターは必要なかった。
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LEDをヒートシンクに接着する際、発光部がぴったり中心に来るよう注意すること。でないとブレードを取り付けて発光させたときに光量不足に陥る。また、レンズホルダの足がリード線で邪魔されないような配線を行うこと。LuxeonRebelで用いるレンズホルダと8.7度のレンズはぴったりと嵌め込める。

22:振動センサーと電源ケーブルにハンダ付け。電源の紫と振動センサーをプラスに、それ以外をマイナスにハンダ付け。ヒートシュリンクを先に通しておくこと。リード線が細いので被覆のはぎ取りにはワイヤーストリッパー(2000円程度)を利用したほうがいい。ペンチやカッターだと苦労する。
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23:基板に電源ケーブルを接続し、バッテリーパックを電極に押し付け、スイッチを入れて点灯試験。
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発光するようならば、ブレードホルダにブレードを仮挿入し、明かりのもとで発光具合を見てみる。暗いようならばレンズがずれているか、LEDの発光部が正しく中心に来ていないので調整すべし。ヒートシンクに粘着テープで貼付けられているLEDはじわじわ押すと動いてくれるはず。

24:うまく行ったら鞘を元通り接着し、組み立てなおしを開始する。穴の位置を揃えておく。手順16で外した部品をセットしておく。
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25:電源スイッチの位置をあわせて内蔵部品をヒルトに挿入する。うまく行っているならば、ブレードホルダは柄から2~3mm以上出ないはず。
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26:電源スイッチ接続部品をセット。小さな凹の向きに注意。
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27:手順5で外したピンをセット。これで電源・基板部分が固定される。その後に王冠のようなカバーをセットしてコンバージョンキットのネジで締める。これでブレードホルダが固定される。
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28:電源スイッチと飾りネジをセット。スイッチにも向きがある。小さな凸と凹を合わせること。
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29:電源スイッチカバーをセットしてピンで固定。
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30:ブレードを固定するイモネジ用の穴をドリルで開ける。
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31:タッピングして雌ねじを切り、イモネジ(セットスクリュー)をセット。タッピングは気長に行うこと。焦ると失敗する。
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余談だが、タップとセットスクリューをTCSSから購入すると、当然ながらインチネジの規格になる。イモネジをなくしたりすると、再度輸入するハメになるのでなるべく国内で買い求めたほうがいい。

32:完成。タップ切る前に電源入れて振り回したりして振動センサーや衝撃センサーが働いているかどうか確認しておいたほうがいい。
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光量比較
セーバーの並び順は上からDominix、オビワン、モール、MHS。オビワン以外のLEDはすべてLuxeon3。オビワンは上の写真がFX、下の写真がRebel換装。
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光量は電池容量にもよるのだが、ルーメン値ではRebelブルーが一番低い。それでも発光具合はいい感じ。

2010年9月26日日曜日

オビワンTPMの帰還

昼ごろ起きだして部品を仮組みしてみると、レンズホルダがブレードホルダに入らない。ネジ頭を削りさってメデタシなんて思っていたが、ネジが深くハマりすぎて、ネジの足が邪魔をして、レンズホルダが入らなくなってしまっている。ネジそのものを除去しなければならない。しょうが無いのでドリルでネジ穴ごとネジを削りとった。ネジはさすがに素材が硬く、ボール盤もクランプもない状況で削りとるのには難儀した。ああ腰が痛い。

基板格納部の接着が完了するまであと3時間以上あるので、その間に実家に移動し、以前にTCSSから購入したブレードのディフューザーを入れ替える作業を行う。部屋ではOPPシートを広げることが出来ないのである。楽天から購入した40ミクロン厚、90cm幅、30mのOPPシートを1.7m程、木の棒(直径18mm)に巻きつけて、ブレードに挿入。OPPシートは静電気の帯電防止処理を行っているためか、多少雑に巻いても挿入してからトントンと叩くと上下が揃ってくれる。ブレード内に1cm程入る程度にはみ出した部分を切り取り、末端をホットボンドで接着(切っ先側は接着しなくて良い)。MHSにセットしてみるとバッチリの光量を放ってくれた。多少チリが入ってしまったがとりあえずはこれでいい。

夜になって帰宅し、内蔵部品をヒルトに組み込んで完成した。
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サラリと完成した、等と言ってるが、組み立ての最中も色々あった。組み上げてブレードを挿入してみると固くてなかなか入らない。削ったり叩いたり締め付けたりしているうちに歪んでしまったらしい。それでもなんとか挿入して電源を入れてみたら、全然光が弱い。目に悪いことは承知で直接ホルダ内を覗き込んで点灯させてみると、LEDの発光位置がずれている(片目をつぶり、もう片方の目で真正面に来るように覗きこむ。その状態でほんの僅かだけ開く薄目にして電源をゆっくり入れる。そうすると目にあまりダメージを与えずにLEDが中心に来ているかどうか見ることが出来る。もちろん太陽を見るときに使うようなフィルターを使うほうが良いに決まってる)。そのためブレード先端からの反射が行われていないらしい。分解してヒートシンクを取り出してみると、LEDがヒートシンクの中心に位置していない。熱伝導両面テープで貼りつけてあるので、指でグイグイ押して位置をあわせて、再度組み上げて、ようやく期待した明るさに。なんとかかんとか完成。一個潰してしまったネジは、元の飾りネジのうち、状態が比較的ましな状態なもので代用した。色々あったが終わってほっとした。

既存のセーバーと並べて記念写真。
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LEDにLuxeonRebelを使っており、光量はMHSのLuxeon3シアンと大差ないぐらい。スペックではLuxeon3のレッドが140ルーメン、シアンが80ルーメン、Rebelブルーが58ルーメン。色味のせいで他のと比べると若干暗くみえる。もちろん、FXブレードよりはずっと明るい。写真からもそれが解る。

失敗が多く、できる事ならもう一度やりなおしたいぐらいだが、とりあえずはこれでいいや。
かかった費用をアバウトに計算してみる。工具類はコンバージョンに際して購入したもの。
FXセーバー本体¥17,000
コンバージョンキット(LEDやホルダー一式)¥5,500
ストラップレンチ¥1,400
インパクトドライバー¥980
ネジ穴補修材¥680
ネジ取りペンチ¥2,200
六角レンチ¥350
交換用コテ先¥600
合計¥28,710
もちろん、8月にオビワンTPM-FXを購入してから、UltrasabersにDominixなどを注文してみたり、それをデコしてみたり、コンバージョン済みモールFXの修理に電動ドリル&タップを購入したり、MHSを組む為に半田ごてセットを購入したり、果ては展示用ワイヤーネットを設営したりで、10万円ぐらい使ってる。とりあえずは一段落なので、もうあんまり大きなものを買うつもりはない。工具類もあらかた揃えちゃったから、その方面での費用追加は発生しないだろう。TCSSからサウンドカードが出たらまた物欲が燃え上がることだろうけど。

パダワンの逆襲

午前中に鞘の部分はとりあえずハンダ付けも完了し、電源が正常に入りLEDが点灯することが確認できた。そのままシリコン系接着剤で接合してベルトで圧迫し、24時間放置することにする。ところが酔っていた昨夜に余計なことをしてしまった。ブレードホルダの歪み具合を確認しようとして、ホルダにネジを強く押し込みすぎたため、抜けなくなってしまったのだ。必死になってぬこうとしたがネジ穴が舐め始めたのもあってびくともしない。昼になって、ホームセンターでインパクトドライバーやらネジ穴補修材やら、ネジ抜き用ペンチやらを買い込んできて、うんうん唸って作業したがどうしても抜けない。やむなく実家に移動して、ネジの頭をグラインダーで削り落とした。

ブレードホルダは3箇所でネジ止めをするようになっているが、これで一つ穴が潰れてしまった。ブレードホルダがすっぽ抜けないか心配である。ガタつくようならば、補助としてイモネジを2、3箇所セットしてみよう。いっそのことFXブレードごと買いなおそうかとも思ったが、それでも最後まで完成のための努力は続ける。

まだ完成していないが反省点としては
  1. 鞘をどれぐらい切り取ればいいのか明確にしておらず、適当にしてしまった。
  2. ブレードホルダのネジ穴がキツイことを不審に思って、ネジを通すことしか考えなくなった。ガッチリ固定するためのものだから、わざとキツくしてあったのだろうに。
  3. 焦って早く完成させようとしすぎた。
1が諸悪の根源。TCSSフォーラムのチュートリアルの写真を信用しすぎた。写真では影の部分が入っているのか、かなり厚みを残しているように見えてしまったのだ。
とりあえず最後まで組み立てて、不満が残るようなら買いなおそうかなーなどと考えている。

2010年9月25日土曜日

消え去りそうな希望

帰宅してオビワンTPMのコンバージョンにとりかかる。コンバージョンと言っても全く抜けなくなってしまったブレードホルダを、基板格納部の鞘をガシガシ叩いて叩き抜く作業である。わずか35時間程前はLEDが点いたと大喜びしてたのだが…。
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なんとか引き抜いたものの、鞘はボロボロになってしまった。電源接続部分も傷だらけで溝が取れてしまった。
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思うにぶんぶん振り回してるうちに柄全体が歪んでしまい、そこに無理くり突っ込んだもんだからブレードホルダが歪みに引っかかってしまったのだろう。再度突っ込んでみても入らないのでヤスリ掛けしてスムーズに入るようにした。
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ヤスリ掛けの際の削りカス粉で指が真っ黒になってしまう。ちょっとした金工師気分。

んで、再度アラインメントを取り直して、鞘部分を削った結果、下記写真のように。
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電源スイッチ部分の穴の部分、上端の幅は1mmもない。チュートリアル見たときには結構幅があるように見えたんだが…。

とりあえずこれでアラインメントはきちんと取れるようになったが、電源スイッチ部分の配線がまたもや切れてしまい、ハンダ付けが必要に。バッテリーケース接続部分もひび割れているので、スイッチをハンダ付けしてテストしなければならないが、力尽きたのでまた明日。
未熟なパダワンにはセーバー作りも大変な作業になる。セーバー作りはジェダイの修業の大切な過程の一つ。ジェダイ目指して頑張ろう。…でも電源部分大丈夫かなー?

2010年9月23日木曜日

軽く絶望

夜になってTCSSのコンバージョンキットで改造作業を行っていた。コテ先を買い換えたことにより、ハンダ付けもスムーズに。LEDの接続も無事完了し、ヒルトに部品を挿入していったがネジ穴がうまく合わない。なんども取り出しては部品を削り、アラインメントを調整しているうち、コンバージョンキットがガッチリとハマりすぎて、抜けなくなってしまった。引きぬくことが出来ないため、基板部分から押し出さなければならないが、いくら押しても動かない。

やむなくヤスリをノミ替わりにして当てて金槌で叩いたが、少しずつしか動いてくれない。なんども叩いているうちに、基板を格納している鞘がボロボロに。電源接続端子にも衝撃が加えられ続けているため、ダメージが溜まっているおそれが。叩く音が大きいため夜に行うと迷惑なため、途中で作業を中断。
TCSSのチュートリアルの写真を参考にして鞘の部分を切ったのだが、よく見なおしてみるとサイズが違っていたのが敗因。せっかくLED付けれたのに壊してしまうかも知れない。パテとかで補修できるレベルならいいんだけど…。

2010年9月21日火曜日

コンバージョンキットが届く

やっとこさでオビワンTPMのコンバージョンキットが届いた。早速とりかかったのだが、ハンダ付けがどうもうまくいかない。ハンダが溶けてくれないし、溶けてもコテ先になじまない。調べてみるとコテ先が酸化してしまっている。手入れが悪かったらしい。Webの情報を見てリカバーを試みたがコテ先にハンダが乗ってくれないため、ハンダメッキも出来ない。ヤスリで削ろうかとも思ったが火傷もしてしまったのでやる気を無くしてしまった。所詮は初心者なのだ。しょうが無いので一旦中止して明日コテ先の換えを買いに行ってくる。

2010年9月20日月曜日

ブレード短縮

TCSSから購入したCorbin-Styleのブレード、UltraSabersのMidGradeのブレード、それぞれ36インチと長く、使いづらい。ヒルトによっては全長が110cm近くになり、剣というよりは杖に近い長さ。なので切ることにした。合わせてTCSSのブレードのフィルムを交換するため、ハンズで適当なフィルム材を650円で購入してみた。パイプのカットにはオビワンTPM-FXの基板格納部をカットするために1400円で購入したパイプカッターを使う。カットは簡単にできた。UltraSabersのブレードは内部のフィルムをちょいと切ってそのまま使う。315円で買ったグルーガンに250円で買った透明グルースティクを挿入してホットグルーでフィルム末端をポリカチューブに糊付け。

TCSSの方もサクっとカット。内部のフィルムは半透明フィルムを2重に巻いてあるのをセロテープで固定してあるだけ。早速フィルムを巻いて交換しようとしてみたが、1.5m程巻いてみても乱反射が足りず、光ってくれない。厚さ0.15mmのフィルムなので巻けば巻くほど厚みが増し、ブレードの内部に収まらなくなってしまった。UltraBladeの切れ端を調べてみると明らかに0.15mmよりも薄い。あとで調べてみたら40ミクロン、つまり厚さ0.04mmのフィルムを使うべきだったようだ。そんなのハンズでは売ってないので取り寄せになる。楽天で30m1000円で売ってる。そんなに要らないんだけどその単位しか売って無いので買うしか無い。

650円で購入した2mのフィルムは他に使い道が思いつかないので廃棄。もったいなーい。

サウンドカード

フォースアクションセーバーをバラしてカードを取り出した。ネジをすべて外したが強力に接着されているため、やむなくノコギリで切断して無理やり割った。
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付属のスピーカーはMHSのヒルトに入れるには大きすぎるので、日本橋で130円程度の小型スピーカーを買って接続し、電池ケースは単3×4、6Vのケースを使っているが、4.5Vとするため3本でつなげるようにハンダ付けしてみた。

右下の接続されてないリード線はOFFスイッチ、左下のリード線はモーションセンサーに繋がっていたもの。OFFスイッチは元々ブレードを押し込んだ際に電源OFFにするためのものだから必要ない。モーションセンサーについては検知が過敏すぎてハム音の邪魔になるので外すことにした。

これらをLuxeonにつないでMHSヒルトに入れたいと思ってるのだが、電源を4.5Vとして接続するとLEDの光量が足りないらしい。光量を確保するために6Vで動作させてボードを介さずに電源-抵抗-LEDを直結しようとするとリレースイッチが必要になるのだが、どうやって接続していいかが良く解らん。5Vのリレーを使うらしいので、適当に買ってきて実験してみよう。元々付いてるLEDは別に壊れても構わないし。
スピーカーのハウジングは地震対策用の振動吸収パッドを両面テープで貼りつけて電池ボックスに接着しようかと考えてる。ビビリ音するの嫌だし。

2010年9月16日木曜日

オビワンTPM FXセーバー分解

先週金曜日、TCSSコンバージョンキットを注文した。
到着までボーっと待ってるのもナンなので、チュートリアルを参照して先に分解してみることにした。で、その結果が下の写真。
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エミッターリング、つまり鍔に相当する部分を外すのに疲れてしまい、ブレードの根元、制御カードの部分はまだ分解出来ていない。
折角なので、チュートリアルを補足しつつ適当に和訳してみようと思う。写真もほぼチュートリアルのものをパクる事にする。写真の著作権はTCSSにあると思います。

0:準備
必要な部材

工具として
  • ストラップレンチ
  • 六角レンチ(3mm)
  • トンカチ
  • プラ用ノコギリ
  • 金工用ヤスリ
  • 錐もしくはポンチ
  • ドライバー
  • 電動ドリル
  • ラジオペンチ
  • ニッパー
  • ハンダセット(30W程度のコテ、コテ台、コテ拭き、ハンダ)
  • タップセット(タップ、タップホルダー、オイル)
  • ワイヤーストリッパー
など。細い棒状の工具があると何かと便利。手順20の時にヒルト内部部品を押し出すのに使える。

1:開始。ポンメルとバッテリーを外す。
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2:電源スイッチカバーの固定ピンを外す。俺はドライバーセットの錐を当ててトンカチで叩き、反対側からペンチで引っこ抜いた。
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3:電源スイッチカバーを外す。接着剤で固定されているため、ペンチでひねって外した。同じく金色の飾りネジもペンチでひねって外す。傷が気になる場合は適当にゴムとか当てて掴むといいだろう。
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4:電源スイッチのつまみを外す。+ネジで固定されているのでドライバーで。
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5:電源スイッチ下のピン(目釘に相当)を電源スイッチ側から錐で叩き、押し抜く。反対側からいくら引っ張っても抜けないので、一旦叩き込み直し、電源スイッチ側に押し抜き、ペンチで引き抜いた。
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6:三つある飾りネジのプラスチック部分を下の写真のようにドリルで削って外す。俺は3.3mmのドリルを使った。ゆるゆる回して削っていくと、そのうちドリルに巻きつくようにして外れてくれた。
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7:チュートリアルでは下の写真のように8-32タップを使ってねじ込んでひねって抜いているが、M4用タップではできなかった。
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8:そのため、ドリルでネジに穴を穿って(ネジ自体、中空のようである)、ラジオペンチで挟み込み、グリグリとねじって外した。ネジ自体は下の写真のように傷だらけになるが、この部品はもう使わないので、別に構わない。接着剤で固定されていたようである。
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9:この時点で無くしやすい細かい部品を小袋に入れて保管しておいた。
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10:エミッターリングを外す。これが超堅い。ストラップレンチを使って10分ほど格闘してなんとか外れてくれた。一応、ブレード側から見て左方向(反時計回り)にひねる。チュートリアルではゴリラスノット(滑り止め)を塗るといいかもって書いてたが必要なかった。
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11:電源スイッチのあった部分の上のピンを手順5のようにして内部に押しこむ。反対から抜く必要はない。
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12:電源スイッチの根元の部品を外す。簡単に外れる。
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13:ここまで分解した部品一覧。緑の矢印の部品はなくしやすいので気をつけるように。
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14:柄の部分をグイッと下に引っ張るとブレードと分離する。初めて知ったが電極部分はバネで支えられているのか内部に押し込めるようになっている。つまり最初から電極とバッテリーは離れやすいのだ。なんでこういう仕様なのだろう。耐衝撃性を考慮してのことだろうか。
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とりあえずここまで。続きはコンバージョンキットが届いてからかな。発送開始の知らせが深夜に着ていたので、前回の発送と同程度の期間とすると、21日頃には届くだろう。

追記:続きはこちらから。