2011年10月27日木曜日

電池の動揺によるシャットダウン

水分2の時に持っていったベイダーFX、衝撃を与えると電源が切れるということがしばしば起きていた。以前テストしていた時にも同じことが起き、その時はバッテリーケースを別のセーバーのものと交換することで一件落着していたのだが、再発してしまった。
振り回してる時は何の問題もなく、衝撃を与えた時のみ電源が切れる。それまで同様の方式のバッテリーケースをアナキンFXや2本のMHSで使っていて、かなり打ち付けてもそういう現象が起きていない。それで配線が切れかかってるのかなと推測したが、分解するのが億劫でしばし放置していた。

ところがヨーダFXでも強く打ち付けたときに同じ問題が起きた。ヨーダFXの場合は一瞬電源が切れたのち、再度起動音が鳴る。うわーこれも分解かー、と思ってバッテリーケースを取り出すと、スピーカーホルダーとの接着がとれてしまっていた。
それでハタと気づいた。衝撃、つまり瞬間的な振動を与えた場合、スピーカーホルダー自体はヒルト内径とほぼ同じなので動揺しない。しかしバッテリーケースは浮いている。それでバッテリーケースがゆらぎ、中の電池と接点の接触が一瞬途切れるのだろう。バッテリーケースを変えて収まっていたのは、接着が最初は強固だったからで、何度も振動させているうちに剥がれてきたためだと思われる(実際、ベイダーFXのバッテリーケースも、スピーカーホルダーから剥がれかけていた)。

ヨーダFXの場合はそれでも接触が戻ると電源が再投入されるが、ベイダーFXはリムーバブル版であり、回路の構成が旧来のものと変わっているようで、電池の接触が途切れるとスイッチ自体を一旦オフにしてから再度オンにしない限り、電源が切れたままになるらしい(Pololuボードなどのモーメンタリスイッチでオルタネイト動作させる回路が使えなくなっているのもそのせいか?)。
もちろん電池はテープなどで固定していたのだが、バッテリーケースがヒルト内部で浮いている限り、電池は必ず動揺してしまうだろう。アナキンやMHSでこの現象が起きていないのは、内部スペースの関係でバッテリケースが抑えつけられていたからだと思われる。

という訳で、ヨーダFXのバッテリーケースでは電池の固定方法として、ホームセンターで見つけたコレを使った。

いわゆるベルクロファスナーみたいなもん。従来はたまたま手元にあった関節固定用のキネシオテープを用いていたのだが、こちらのほうが糊もついてないし、ずっと良い感じ。つーかキネシオテープなんか使ってた俺はアホだな。柔らかくて伸縮性に富んでいる為、局面に追従してくれるのは良かったけれど。

ベルトの裏側はこんな感じ。
ちっちゃなツブツブ状のものがついていて、毛羽立った表側に引っかかるようになっている。

これをヒルトに密着してぎりぎり収まるぐらいの厚みで、電池が揺らがないよう堅めにバッテリーケースに巻くとこんな感じに。

ヨーダFXに突っ込んで、電源を投入して結構強めに叩いてみても、リセットがかかることが無くなった。ベイダーFXの方でも試そうと思ったが、あちらはヒルトの内径が割と大きめなため、別の方法を考えてみたい。ダメならグルグル巻きにしちゃうけど。

追記:
ベイダーFXの方はこんな感じになった。
電池ケースの真ん中に見えるのは、たまたま手元にあった組み立て式パイプラックの継手。コレをヒルトの内径と電池ケースの外形にあうよう、ガリガリと削ってはめ込んでみた。その両側を前記の結束テープで巻いて、部品が動揺しないようにしてある。これをベイダーFXにセットしておもいっきり叩いてみたが、シャットダウンは一切起きなかった。コレにて解決。

よく考えると、ヨーダ、ベイダー共に内部パーツから伸びている電池固定用の三角のベロを切り落としている。制作上の都合や、そうしないと電池ケースが入らなかったりしたせいだが、それもあって電池ケースが揺らいだのかも知れない。


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