2013年12月8日日曜日

今年もやりました!第3回関西ライトセーバーオフ!

今年もやりましたセーバーオフ!オフと言いつつ点灯しまくりな楽しい会になりましたよ!

当日の天気は快晴。寒さも厳しくなく絶好の行楽日和でした。


場所は毎度おなじみ難波神社の2階会議室。今回の参加者は、地元関西から、たてがみ神楽さん、kuuwaharaさん、Cliceさん、そして初の女性参加となるじゃわりこさん、たかえさんで、名古屋からは、ウッチーさん、紅さん、そしてワタクシ、Andersonの計8名。ほぼ全員ジェダイオーダーの面々という、なんだか内輪の集まりみたいになりました。気心がしれてる面子な分、なんとなくリラックスした会になったかな。

今回の目玉商品はウッチーさんのNegotiaterとCliceさんのStatkillerと言えるでしょう。kuuwaharaさんのGCS製セーバーも凄かったんですが、アクシデント(俺のせい)で動作しなくなっちゃって…。
CliceさんのStarkiller。フルスクラッチ!

Cliceさん自身による紹介動画。カラーチェンジなのもスゴイ!
ウッチーさんのNegotiater4
恒例の点灯
セーバー並べて談笑中

前回までは、セーバーをズラズラと並べて、色々お話して親睦して、その後チャンバラ会場に移動、と云う流れだったのですが、今回はチャンバラ指向の強いメンツが揃ったこともあり、マンネリも打破したかったため、趣向を少し変えまして、アクション演者であるたてがみさんにカッコイイアクションの決め方について講義を行っていただきました。
アホな私は為になるなあと思いつつ、kuuwaharaさんのヒルトを復活させようと悪戦苦闘してました。たてがみさん、ゴメンね(・ω<)
たてがみさんのアクション講座

15時半に会場を出て記念撮影を行ったあと、チャンバラ会場に移動したのですが、なぜか大勢の女性たちがたむろしてて、とてもセーバーを振れる雰囲気ではありません。
周囲はご婦人だらけ。
実は危惧していたのですがチャンバラ会場の公園の前にあるオリックス劇場で、その日、18時から藤井フミヤ氏のコンサートがあり、その入場待ちのファンで一杯だったのでした。

ま、それでもめげずに私らはセーバーを起動させて振り回してましたがw

入場待ちのご婦人方に近づいて、セーバー片手に開場時間を尋ねると17時半とのことなので、それまでダラダラと会話して待機することに。
あ、当然ご婦人方にセーバー持たせてあげましたよ。

コンサートの開場待ちなのかどうかわかりませんでしたが、お母さんに連れられたらしい少年がいて、ずっとこっちを見てるらしかったので、セーバーをもたげてあげると大喜び。「ベイダーのはないの?」とか言ってましたからSWファンだったのでしょうね。ベイダーEP4を持ってきていたので、持たせてあげたら喜んでもらえました。

すっかり暗くなって17時半。コンサート会場が開場して入場待ちの群衆が捌けてようやく存分にライトセーバー振り回せるように。

まずはたてがみさんに協力いただいて、各々に登場アクションを行ってもらいます。今回の動画編集ではキャラ紹介を入れたいと目論んでいたのです。

慣れないカメラ目線とかキメで静止とか、皆さん悪戦苦闘してらっしゃいましたw
編集の都合で数パターンほど撮影したあと、殺陣の練習と撮影に入ります。ほぼ全員がJO版オビ=ワン vs アナキンの殺陣の経験者であり、撮影は比較的スムーズに行えました。

新型のビデオカメラを導入したので暗い中でも綺麗に撮影できて、とても見応えのある動画になったのではないでしょうか。以下敬称略。
たてがみ神楽 vs Anderson

たかえ vs Anderson

うっちー vs 紅

※ちなみに顔出しについては参加者全員の許諾を得ております。許諾を得ないで公開することはありません。

使用楽曲の著作権の関係でうまく見れないかもしれませんが、下記リンクもご参照ください。

アクションシーン全体版


オフショット&NG集


19時半まで遊んだ後、昨年と同じく琉球居酒屋のくうたろうさんで宴会。沖縄料理に舌鼓を打ちつつ談笑し、とても楽しい時間を過ごしました。



何故かジョジョ立ちを試みる参加者たちw
楽しい時間はあっという間に過ぎて22時頃に宴会終わって、店を出る際、幹事役のワタクシめが徴収した飲食代を危うく支払い忘れそうになるという大失態をやっちまいました。

店を出たところでお店の人に指摘されて事なきを得ましたが、参加者全員を食い逃げ犯にしてしまうところでした。反省!

さて、飲んだあとは例年通りチャンバラ二次会!女性2人は23時ぐらいまで、野郎どもは日付が変わってもなおセーバー振り回して遊びます。

昨年もそうでしたが今回も通りすがりの方で、セーバーに興味ありそうな感じだったら手招きして持たせてあげることに。
個人的にはこれもセーバーオブで楽しみにしてることの1つだったり。今年はライブ帰り?な女性バンドの皆さんに持ってもらいました。
バンド活動をしてらっしゃる女性たちだそうで。

メンバーのいなにしさんにもツイート頂きました。



自分の工作物で、見知らぬ人がガード下げて無邪気に喜んでくれるのって最高に嬉しいんですよ。
私の工作技量とか関係なく、ライトセーバーというアイテム自体がそういう力を持ってるんでしょうね。

さて、夜も更けて、流石にセーバーを振り回すのに疲れ、とっくに終電もなくなった面々は、たてがみさんの提案で心斎橋近辺にあるジョジョBARでゆっくり飲みます。
ジョジョの奇妙なBAR スタープラチナ

このジョジョBAR、メチャクチャ凝ってて原作読者ならニヤニヤが止まらないと思います。私はトイレに入った時に「ここまでやる!」と、脱帽しました。なんとトイレの中がマン・イン・ザ・ミラーの世界になってるのですよ!ゴールド・エクスペリエンスの力で蛇に変わったレンガまで居るという凝りように大笑いしました。

BARでもセーバーを取り出すと居合わせたお客さんがたいそう喜んでくれました。アルコールが入ると恥じらいが無くなりますのて、オラオラー、スゲーだろー、ってついつい見せびらかしちゃうんですよねぇ。

折角なのでオフ会参加者で石仮面の前で記念撮影。

時間も遅くなってジョジョBARも閉店となって、行くあてのない面々は、心斎橋をさすらううちに明け方まで空いているダーツBARを見つけて、ダーツをしながら始発まで過ごしましたが、私は途中でダウン。あんまり覚えてませんw
たてがみさん、ホント元気w



結局朝五時に店を出て、解散となりました。私は久々の朝帰りとなりましたが、とても楽しい一日で、参加者の皆さんにはお付き合いいただき本当にありがとうございました!

来年もやりますから、また、楽しく遊びましょう!当記事をご覧の方も興味がお有りでしたら、お気軽にご参加を!
ジェダイ聖堂難波分社(嘘)

みんなありがとう!
May the force be with us all !

2013年9月13日金曜日

第3回 関西ライトセーバーオフやります!

今年もやります!関西ライトセーバーオフ!

スターウォーズが好きで、その中で特にライトセーバーが好きな方!オフに参加して同好の士とお話したり、自慢の愛刀でチャンバラしてみませんか!
来る11月23日・勤労感謝の日に大阪市中央区、難波神社にて関西ライトセーバーオフを行います!


カスタムライトセーバーはもちろん、FXライトセーバーなんかも持ち寄ってセーバー談義を楽しみましょう。グッズをお持ちでない方も歓迎です。
ご興味のある方はこちらをご覧ください。
ライトセーバーオフ連絡掲示板
※参加には上記掲示板への登録が必要です。

2013年7月30日火曜日

極私的記事:FXベイダーのコンバージョンに必要なもの

7月27日に行われた名古屋オフに参加された紅さんから、FXベイダーのコンバージョンに必要な物がよくわからないという問い合わせがあったので、この際だから記事にしちゃう。

まず改造の前提としては、ベイダーEP4を改造するものとし、基板と電池の改造はなしで、ブレードとLEDのみ取り替えるという方式とする。工具類については別途ご用意するということで。

まず、肝心カナメのコンバージョンキット。コレがないと始まらない。ただし、2013年7月30日現在、リムーバブル版は出てない。私の作例のように、ほんのちょっと小改造すればリムーバブル版でも使えるけど…。

次にLED。これはお好みになるのだけど、ココではSeoul P4の赤を勧めておく。Seoul P4をチョイスしたならば、それに必要なレンズレンズホルダも必要。レンズは説明書きにあるように、レンズホルダにハマるように削ってやるなどの処置が必要。そんなに大変ではないけれど。

んで、LEDをコンバージョンキット内のヒートシンクに固定するために、熱伝導両面テープも必要。私の作例記事で何度も言及しているように、ヒートシンクの真ん中にLEDを上手く固定しないと、発光度合いが弱くなるから慎重な作業が必要だよ。

後はブレード。俺的にはCorbin styleのShow Bladeを薦める。オプション指定にあるLength(長さ)はお好みだけど34か36インチかなと。んでWrap(内部フィルムの重ね数)はQuad(4重)を。Tip Stile(先端形状)もお好みで。
もちろん、パーツだけ買って自分で作るという方法もあるし、その方がずっと明るくなるが。

とりあえず、パーツは上記の通り。あとは私の作例とか、TCSSフォーラムのコンバージョン説明(分解のみ。配線方法などはEp5版の改造記事に準じる。)を参考にしてください。

リムーバブル版とそれ以外では配線方法や改造方法が少し異なるので、よく調べてから取り組んでくださいね。

2013年6月8日土曜日

7月に名古屋でミニオフをまたやります!

昨年に引き続き、7月に名古屋でミニオフやります!



日程:平成25年7月27日(土)15:00~
場所:名古屋市 白川公園付近 Google Map


詳細はこちらの掲示板をご覧ください。

昨年の様子はこちらをご参照ください。今回もほぼ同じ流れになると思います。

ハイパワーLEDを使ったライトセーバーで遊べるチャンスですよ!ライトセーバー持ってなくてもご参加いただいて構いません!スターウォーズが好きで、ライトセーバーが好きならどなたでもご参加ください。

※参加には掲示板へのユーザー登録参加申し込み、さらに注意事項への同意が必要になります。

2013年1月28日月曜日

MHS Starkiller その5 ブレードホルダー&シュラウド篇

ブレードホルダーにはTCSS製Graflexパーツのボタンっぽいネジを挿してブレードを留めるリテンションスクリューとするための穴あけを行う。
ボタンのように見えるネジ

曲面に設置するとネジに過剰な力がかかるおそれがあるため、座りを良くする平面を作成する。
ドレメルで削り削り。

この頃になると精度を出せないことを逆手に取ってアバウトに寸法を出してから、最後にヤスリで調整するようになっていた。なので気楽な作業。
TCSS製のネジパーツなので10-32でタッピング。

あとはブレードがきっちり止まる程度にネジ側の座面が平面にピタッとくっつくよう、ネジをヤスリで削る。ネジは真鍮製なので削り易かった。
ネジの裏側

座面がピッタリと固定されてる。

この程度の出っ張りでもブレードは確実に固定される。


このパーツも塗装と染色を残して一応完成。ついでだが中に入れるLEDについて。LEDはマルチカラーとするために手持ちのLedenginを使おうかなと思ってたら工作仲間の、はちさんがTCSSに発注するので相乗りさせてもらってTri-Rebelとそれ用のパーツ一式を入手。はちさん感謝です!
Tri-Rebel

配線がわかりやすくなるよう色分けしてハンダ付けした。Ledenginよりはやりやすかった。試しに発光させてみたらすげー明るい。
ヒートシンクが専用のものとなっているが、他のパーツと干渉するため、いらないところを切ってしまう。
銅は粘って切りにくい。

切断完了。ノコ万歳!

固定は熱伝導シールで行う。位置がずれないように注意が必要。ずれるとホルダーに収まらなくなる。

コレも専用となるレンズをかぶせて

ホルダーに装着。

以前のブレードホルダーではLED固定の方式が異なってて、本体装着時にレンズがずれたりして大変だったが、この形式だとその心配がない。上手くやれば熱伝導シールでの固定も必要なくなってる。

お次はシュラウド。

シュラウドとは「包むもの,おおい,幕,とばり」という意味で、Starkillerでは本体を覆う筒の部分。StarkillerはGraflexセーバーのデザインをベースにしているので、特徴的かつエレガントな曲線を持ったシュラウドになっている。
Graflexのストロボ。コレがライトセーバーになるとはね。

この曲線の再現はちょっと厄介。なので実物をパクることに。たまたま所有していたGraflex製のルークESBに方眼紙をかぶせて曲面をなぞる。
持っててよかったGraflex。

それを参考にしつつ型紙を製作。寸法に従って方眼紙にお絵かき。
πとかラジアンとかWebで計算

こいつをコンビニでコピーしたものを切って、ブツにかぶせる。
完成形が見え始めて俄然意気が揚がる

寸法を調整して原紙を直し、またコピーして貼り付けて具合を見る、そのためにコンビニまで往復するという非常に面倒くさい作業をを繰り返した後、シュラウド用のアルミパイプに貼り付けてドリルやノコ、ヤスリで加工していく。
紙が剥がれてもいいように型紙に合わせてケガキも行ってる。

ザクザク切ってゴリゴリ穴開け
大きめの丸穴や四角穴の部分は外周に沿ってドリルでたくさん穴を開けておき、ヤスリで削って穴をつなげて大きな穴を作り、そこから更にヤスリで削って整形している。ヤスリ大活躍で机の上は削り粉まみれ。
オラオラー!
などと調子に乗ってたら、四角穴を少し削りすぎてしまった。都度都度現物とあわせて寸法を確認してたんだけどね。
尖端の曲線の部分も大まかにノコで直線的に切断したあと、ヤスリで曲面を形成している。
とりあえず完成。

リブエクステンションに固定するためのボルト穴位置も少しずれていたのでヤスリで調整。ボルト穴はM4の場合、Φ4.8なんだがずれ過ぎるのが怖くてΦ4.2でやってた。結果的に0.4mmほど削ったのでΦ4.8でやっとくべきだったな。

試しに組み合わせてみるとこんな感じ。



こいつは塗装しないので研磨して完成。スイッチ類が埋まってるのがイイね。締結もしっかりしてるため、とても剛性感がする。以前に作ったStarkillerモドキのMHS3rdで使ったシンクチューブとは比較にならない。
シンクチューブ製シュラウド。

こんなのを作るのに四苦八苦してたんだよねぇ。

2013年1月27日日曜日

MHS StarKiller その4 クリスタルチェンバー篇



Starkillerの最大の魅力である、クリスタルが露出した部分。機構的にはメインシャーシとメインLED、スイッチをつなぎ、クリスタルシャーシを収めてシュラウドを固定するパーツである。
側面断面図

役割が多いため、一番加工を行ったパーツといえる。一番最初に取り掛かり、最後まで手が掛かった。
基本的には元ネタを踏襲している。TCSS製リブエクステンションをクリスタルが露出させる分だけ切り開く。最初から溝が掘ってあるので加工&位置決めが容易に行える。これに目を付けたXanatosさんは偉い。切断はドレメルで行った。ノコではちょっと難しいかも。
リブエクステンション。カット部分をマーキング

次にスイッチボックスを設置する部分に平面を作成する。座りを良くする為だ。ヤスリでは無理だと思い、平面削り用のルータービットをセットしたドレメルをワークステーションに固定して削る用にした。ちょうどこの頃、職業訓練所でフライス盤を使う加工実習をやってて、そこからの発想である。
もちろんフライス盤のように三次元に動かせるテーブルもないし、ワークステーションも精密な指定位置に刃先を固定するなんてことが出来ないから、作業にはかなり苦労した。

具体的には下記の要領。

  1. ワーク(加工対象)をクランプにセット。この際、5mm厚のアルミ製敷板を敷いておく。
  2. 次にプラスチックハンマーでワークを上から叩き敷板に密着させる。密着したかどうかは敷板の両側を動かせばわかる。動かなければ敷板と密着している。これによりクランプ底面とワークの切削面が平行になる。
  3. この状態で刃先の先端がワークに当たる位置まで本体固定位置を下ろす。これでゼロ点が割り出せた。
  4. 一度ワークを外し、敷板の上に切削したい深さと同じ寸法の板をかませる。その状態でワークをクランプに先ほどと同じ要領で固定する。
  5. 中心位置が重要な場合はワークの中心が挟み込んだ中心に来ているか、スケールで測る。もちろん目測なので精度は出ない。元より刃物を支える部分が樹脂製で剛性が期待できないから、多少は目をつぶらなければ。
  6. とにかくそうやって刃物とワークの位置決めを行い、あとはクランプを手でワークステーションの作業台に押し付けながら動かして刃物に当てていき切削を行った。

最初は刃先の選定を誤っていたため、刃先をほんの少し食い込ませすぎると、抵抗が大きくなりすぎて機械が暴れて大変だった。
割と上手に出来ましたー

平面が作成できたら次はネジ穴加工。これは大した苦労もなく完了。
加工の知識が全く無かった頃はいきなり下穴を開けてたりしたが、今はガイドとなる穴を先に開けるようにしている。切削油もなるべく使っている。
タッピング中

スイッチ配線用のキリ穴も開けたがこの位置は設計ミスだった。設計変更を忘れてそのままにしてしまったのだ。少し配線がやりづらくなるが重大な問題ではないため、これはこのままとする。
バブルレンズ設置用のネジ穴はパーツがTCSS製でユニファイ規格なため、それに合わせて10-32のタップ・ドリルセットを購入していた。あとで知ったが10-32のネジピッチはM5と互換なそうな。それで下穴を空けたらまたズレた。ああイライラ。空けちゃったものはしょうがないのでタップする。

そのようにして作ったネジ穴で下図のようにシュラウドを左右3本ずつ、6本のM4なべ六角で締結するのである。

もう一つシャーシディスクを固定するためのイモネジ用穴をM3で作る。
クリスタルシャーシ突っ込んでネジ位置確認

バブルレンズを装着。

てなわけであとは染色を残すのみ。