2012年6月10日日曜日

7月に名古屋でミニオフやります!

オフ会は無事終了しました。参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

詳細はこちら

今回は3本ぐらい持っていきます。たくさん持ち寄って集まるのは秋までとっときますかね。今回はチャンバラメインじゃありません。どちらかと言うと工作者メインかなー。

持っていくのはやっぱFoCセーバーであるMHSを2本と、FXアナキンEP3、かな。

LEDライトセーバーにご興味お有りの方でしたら、どなたでも掲示板にご登録の上、ご参加くださいませ。

2012年6月6日水曜日

FX Anakin ROTS 再改造

水分3に持ち込んだFXアナキンROTS with PetitCroutonについてなんで、記事の時系列が少し前後しとります。

ずいぶん前に購入したままうっちゃっているラリグラ。入手当初はチャンバー仕込んでやるんだいと息巻いて必要なパーツを揃えていたりもしたが、そのままになってしまっている。
今は無理でも、いつかきっと…! そのうち…!

その際に購入していた初期型PetitCrouton V1.5-Lもしまい込んだままこれも放置状態。今やPCのバージョンは2.0でFoCすらできるようになっているというのに。

なんか勿体なくて、コンバージョン済みFXに仕込んでやることを決意したのが去年の12月頃。どれにいれるのが楽しいかなーと考えて、サーキットボードを光らせたら面白かろうとアナキンROTSを選んだ。
一昨年の晦日、コンバート完了直後のFXアナキンROTS

コンバートした際、下手を打ってサーキットボードを傷つけてしまっていて、せっかくの「顔」が台なしになってしまっていた。それを真鍮板で置き換えたいと常々考えていて、どうせなら穴みたいなところに実際に穴を開けて、裏側からLEDで照らしてやろーかなーと、漠然な構想があった。
養生テープを貼るなどして保護するという知恵がなかったのですな

サーキットボード作りだが、当初はシールで貼ってごまかしてやろうとか思ってたのだけど、貧相だし、触ってるうちに剥がれたりするのは困るので却下。
次にえぬむらさんの提案でレーザーパターンニング業者も当たってみたが、線の幅が0.5mm、穴の大きさは0.8mmという細かい細工は無理だと断られた。
そのほかエッチングを用いてはどうかとのアドバイスもあったが、酸を用いたり、作業後の廃棄物処理が大変等の問題が有り、これも無理。途方に暮れていたのである。

そんなこんなでまたもや作業を諦めていたが、水分3への出展が決まり、持っていくブツに彩りを添えたくて気合を入れて作業を始めたのがチャンバラオフが終わったころ。それでもだらだらやってたらどんどん時間が経過し、完成したのは水分の2日前。最後の方は午前2時頃まで夜なべしてました。

手彫りで直線を出すのはとても難しい。フライス盤の導入すら真剣に考えた。まずはとにかくやってみようということで、溝掘り用にプラモのスジ彫で使われている0.5mm幅のタングステン鋼製のタガネを購入。パソコンでサーキットボードの図柄を作成し、それを透明粘着シートに印刷し、真鍮板に貼付けて型紙とする。
購入直後はキラキラしてるけどすぐに酸化して曇ってくる

穴あけ用ポンチを打った後

穴開け自体は0.8㎜径のドリルをドレメルに装着して開けることが出来たが、これも微妙にズレる。手作業ではどうしてもこうなるし、ドレメルの装着スタンド自体、樹脂性で圧に負けて刃先がぶれてしまうのだ。

歪むーぅぅぅん

でタガネで掘ってみる。
手前のがタガネ。0.5mm幅

図柄の上をなぞるようにして彫って見るも、とうぜんながら線が歪んで使い物にならない。
ダメだコリャ

一口に彫る、というが、何回も何回もなぞらないと深く彫れない。なんかの修行みたいにひたすらなぞり続けた。で、結果ダメだから心が折れたり。

何度か試行錯誤の末にこれで行けるかなというボードを作れたが、そのやり方は下記のようなものである。

  1. まず穴開け部分にポンチを打つ。
  2. 同じく線の端や角にもポンチを打つ
  3. 穴を開ける
  4. 線のキワ、つまりスジ彫のワクに定規を当ててアートナイフでスジを引く。
  5. ポンチを基準にして定規を当てながらプラカッターで溝を彫る。
  6. ある程度溝彫りができたら型紙を剥がし、さらに彫る。
  7. 溝が深くなって来たらタガネでなぞって形を整える。

アートナイフでスジを引いておくことにより、金属が剥がれやすくなって、形が現れやすくなるし、若干のガイドも果たすようだ。まさかプラカッターで真鍮が彫れるとは思ってなかった。タガネで何度も削ったのにたいした深さにも成ってなかったのにガッカリしてヤケクソで使ってみたら正解だったのだ。それでも何回も重ねて彫らないといけないけれど。
各点にポンチを打っていく

良い感じ?(試作品で予備に回した)

一応、予備も含めて2枚ほど作成して、真鍮板から切り出す。これもプラカッターで予め枠線のスジを彫っておき、そのキワをドレメルの切断砥石を走らせて切り出したあと、棒ヤスリで削ってプラカッターのスジをガイドとして形を慎重に整えた。
切り出し&整形完了後

正直、あんまり良い出来とは言えないが、これで妥協しておく。

あとは丁寧に研磨。ペーパーで出っ張りを削り落とし、最終的にはピカールで磨き、鏡面に近づける。そのあとミッチャクロンを吹いて、クリアーで保護して、エナメルで墨入れ、ってやろうとしたら墨入れのはみ出したところエナメル溶剤で拭いたら下のクリアーまで拭き取られてしまい、地肌が露出した。ええっ!?って驚いて調べてみるとタミヤのアクリルラッカーはエナメル溶剤に溶けるらしい。がっくり。
スミ入れに失敗する前
上は試作品

方法を変えて、エナメルはある程度金属に乗りやすいので、ミッチャクロン前に墨入れして、そのあとミッチャクロン、クリアーと載せることにした。ちなみにミッチャクロンはタミヤラッカー用の溶剤で拭き取ることができた。

まずはサーキットボードが出来た。お次は光ファイバーのテスト。サーキットボードの穴を光らせるためには裏側に光源を仕込みたいが、そのスペースがない。また、2色を綺麗に光らせたかった為、光ファイバーで導光することにした。最初は穴のサイズにピッタリ合う0.75㎜径のを用いてみたが、曲げることが難しく、スペースに収まりそうにない。
テスト段階。0.75mmでは曲げるのに苦労する。

試作品に突っ込んでみたところ。本数少ないから植毛が楽なんだけどね

困ってツイートしてみたらKEYさんが曲がりやすい細いのを束ねるといいよと教えてくれた。穴径が0.8㎜なため、0.25㎜を3本束ねることにした。穴の個数は16個。つまり必要なファイバーは48本で一色あたり24本。こつこつと切って、くしゃみ等で飛び散らないように必要な長さに切った塩ビパイプに差し込みながら切っていく。
0.25mmで髪の毛なみに細い。そしてよく曲がる。

一色分切終えたら、端っこを揃えた上で飛散しないように、LEDに当たる側から少し離れたとこを瞬間接着剤で固めてしまう
そのセットを必要な長さに切った5㎜径(内径3mm)の塩ビパイプ(キルキーに使ったもの)に通して瞬間接着剤で固定し、5㎜径の砲弾型LEDを突っ込んだ内径5㎜のアルミパイプに差し込んで固定。こうすることでLEDの光と光ファイバーの断面が正しく向かい合うようになりロス無く正しく導光されるようになる。
アルミパイプに突っ込んだLED

上の写真のアルミパイプはハンズで仕入れた。0.5mm厚でカッターナイフで押し付けながらコロコロ転がしているだけで切れる。

一組完成。飛散しないよう、スコッチテープでまとめてある。
細いのによく光る

光源の遮蔽とかはしてません。めんどくさいんだもーん。ちょっとした狙いもあったし。
2セットできた後はプチクルトンの配線と電池パックの作成。ここはいつもの作業なので省略。
こんなのラクショーっすよ

それらをすべて配線した後、外径38㎜のシンクチューブを切削して作成したインナースリーブに納めて配置を考える。
因みに充電ポートはヒルト内部に収めてます。

ある程度行けそうな感触を得たのち、サブスイッチの作成に入る。

サブスイッチだが何をどこに付けて良いものやらわからず、ずいぶん迷った。ヤマビコさんの作例は知ってたが、あんなとこにスイッチを仕込めるのはヤマビコさんだからだと、ちょっとあきらめていて、サブスイッチなしで行こうかとも考えていた。

しかし、たまたま訪れたパーツ屋でスイッチ部分が長くなってるタクトスイッチを見つけ、この大きさならヤマビコさんの作例のように仕込めるんじゃ?と試してみると何とか行けそうな雰囲気。
タクトスイッチ

じゃぁやってみよう、どうせだめもとだと、ブレードホルダに配線用の溝、スイッチ状パーツの基部にも穴を開ける。
わかるかな?


配線が通るあたりを削って広げてある。

実はこの頃、水分3に間に合わせるのに必死で、ところどころ写真を取り忘れております。ブレードホルダに掘った溝とか、タクトスイッチ裏の細かいハンダ付けとかお見せしたかったんですがねー。

さて、試しに上のパーツを組み合わせてタクトスイッチを置いてみたが、スイッチの側面から出ている端子が邪魔。だったらスイッチ内部に埋まってる端子を配線に有利なように露出させちゃえと、スイッチ底部をドレメルで削って、端子パーツを露出させ、側面から出ている端子を折り取った。

超わかりにくい。

端子パーツの露出はドレメルでゆるゆる削った。端子ごと削りとったら台無しだし。壊しても気にならないぐらい安い部品だが、作業時間が無駄になる。

そしてタクトスイッチの押下部を適当な長さに切り取り、スイッチカバーになる部分にも加工を行い、内側をエポキシパテで埋めて、穴を開けてスイッチをはめ込んでやると良い感じに。



うっしゃぁ!っと思わず声が。

これで全パーツのアセンブリが可能になった。まずはインナーシュラウドヘの各パーツ接着。スピーカーを内部においてみたかったので、中央部へ配置。
さらりと書いてますが、ここまで5回ぐらい配置しなおしてます

スピーカーの根本には防震用ゴムを接着してある。これをしないとおそらくスピーカーの振動がシュラウドを震えさせてビビり音の原因になるだろうと。しかし、思ってもなかったことだが、ゴムを貼っていてもスピーカーの振動をセンサーが拾ってしまい、平置きにしててもスイング音がなってしまった。出来るだけ基板から離して設置してみたらおさまってくれたが、PCのセンサー感度パラメーターを調整してやった。

光ファイバーは取り出しやすいようスコッチテープでまとめてから配置。アクセントLEDが意外と熱くなるため、シンクチューブに直に接触させて熱を逃がせるように配置。
すべてセットし終えたらすべての接続を確認して動作テスト。中に納めてから動かないー!とか最悪だもんね。

問題なく動作することを確認した後、各種パーツを詰め込み固定したインナーシュラウドをヒルト後部から押し入れる。ある程度まで押し込めたらブレードホルダにセットしたLEDと配線。サブスイッチ用ワイヤも所定の位置に出しておいてブレードホルダを押し入れ、先に固定してからインナーシュラウドを完全に押し込み、固定する。元々内径より太いため、中で広がってしっかりと固定される。
コントロールボックス下の小さな穴からスイッチワイヤ、光ファイバーの束をピンセットで引きずり出す。
この姿になるまでが、かなり面倒だった。何度もやり直してる。

コントロールボックス内部の固定用パーツは光ファイバーを通す際に邪魔になる部分は除去、もしくは削ってある。
コンバート前当時の写真。赤い部分を削り、中央部は取り除いた。
元の写真はこちら

配線済みのスイッチをコントロールボックスに取り付けた後、サーキットボードの穴に光ファイバーを3本ずつ組にして通して、長さを整えてから瞬間接着剤で纏める。それが終わってからサーキットボードの穴に同じく瞬間接着剤で固定していく。
植毛中。作業後にコントロールボックスを本体にネジ止め

全部植毛し終えたら、本体にネジ止めしたコントロールボックスにサーキットボードを接着剤で貼付け。

最後はサブスイッチ。ワイヤーは中に押し込みやすいよう、ネジ部分をぐるっと回り込ませてから外に出してある。その状態で基部をネジ止めして固定。
この状態でハンダ付け。その写真撮ってなかった。

ハンダ付け後

非常に細かい部分に細いワイヤを簡単には外れないよう、しっかりとハンダ付けするのが難しかった。配線を押し込みつつ、スイッチを奥に押し込んでキャップを仮置きして動作を確認したあと、スイッチを接着剤で固定し、キャップも接着剤でスイッチに貼付け。

以上で完成!
ジャーン!
苦心したサーキットボード。
待機時(点滅する)

起動時(これも点滅)

動いてる様子は動画で。

地味に苦労したサブスイッチもクリック感がいい。サーキットボードに瞬間接着剤を少しつけてしまい、折角の光沢がちょっと台無し。

そしてポンメルキャップを取り外して内部を除くとこんな様子に。


光ファイバー越しにLEDがこっちを向いて発光しており、妙に美しい。

なんとか水分3に間に合って、東京に持っていくことが出来たのは良かった。結構受けてたみたいだし。

ただ、反省点がいくつかあって、まず音がすごく小さい。FXよりも小さいかもしれない。ヒルトの真ん中にスピーカーを置いたら、たっぷり反響してくれて音量も増幅してくれるだろうと思ってたが、さにあらず、各種パーツに吸収されて小さくなってしまった。ヒルト中央部にでも隠しサウンドホールを空けておくべきだったが後の祭り。やり直すとなると、もう一度植毛を行わないといけない。今のところそんな意欲が沸かない。
次にメインスイッチ。金メッキ塗装が剥げているのだが、直しようがなくて困っている。時間がないからそのままとしたが、何とかしたかった。
最後はサーキットボード。経験を積んだので、もう少しだけいい出来になったかもしれない。まだまだ試せることはあるはず。

もともと中古で入手したこともあって、ヒルトの樹脂パーツ部分がへたっており、いい状態とはいえないヒルト(最初はホコリとヤニまみれ)だったものが、ここまでグレードアップできたのなら、これはこれで満足するべきなのかもね。

2012年6月4日月曜日

第三回水分農場組合総会!

6月2日(土)に東京都江東区で開催されたStarWarsファンの集いである、第3回水分農場組合総会(水分3)に参加してきました!

今回は出展者としての参加になりまして、自分のブースからあんまり離れられなかったので、当日の総会全体の状況は下記リンクのほうが詳しいと思います。併せてご参照下さい。

スターウォーズ・ウェブログ 「第三回水分農場組合総会レポート」
水分農場組合フォーラム:水分3レポート掲載 ブログ サイト紹介

昨年の9月に行われた前回総会に参加した折に宴会の席で「次はライトセーバーで出展しますっ!」って宣言しちゃったもんで、その公約を果たそう!と以前から意気込んでいたのであります。子どもが持てる大きさのライトセーバーということでヨーダFXをコンバージョンしたのもこの日のためです。
とはいえ、自分の貧相なコレクションだけではお目汚しにすらならないと案じて協力を求めたところ、ぜろすぴさん、Hashimotoさん、Dスケさん、Kuuwaharaさんの皆さんに快く応えていただき、逸品を揃えることが出来てなんとか体裁を整えられたのでした。じつは当日は不参加ながらヒルトだけでもと、ヤマビコさんにお申し出いただいていたのですが、所有者の目の届かないところで貴重な品物になにかあってはいけない、と泣く泣くお断りいたしました。

4月ごろに事務局より出展許可を頂いてから、まずはぜろすぴさんと、説明文を書いたプラークやチラシの文案や体裁、展示内容を二人して考えて色々と備品を揃えたりしてました。Hashimotoさんにもご協力いただき、当日のセッティングはこの三人を中心に行いました。

題して、「カスタマイズド・ライトセーバーコレクション」。この題名もぜろすぴさんとあーでもないこーでもないとの議論の末、決めたものです。手が加わってるよ、只者じゃないよ、ってことを伝えたかったのですね。

さて、今回自分が持ち込んだのはFXコンバージョンと、MHSになります。ただのコンバージョンでは芸が無いのでアナキンFXにPetitCroutonを仕込み電飾で光らせてやろうと直前まで改造作業に勤しんで、夜遅くまで悪戦苦闘していたり、荷造り中にダースモールFXが壊れたので、再コンバージョン作業をしたりとバタバタしとりました。
今回持ち込んだライトセーバーは下記のとおり。

MHS1st
MHS2nd
Hasbro DarthMaul FX conversion
Master Repricas DarthMaul FX Conversion
Hasbro DarthVader ANH Removable FX conversion
MasterRepricas Anakin ROTS FX Conversion
MasterRepricas Yoda FX Conversion
Ultrasabers Consular

この間のチャンバラオフに持ち込んだものとほぼ同じです。これに展示備品とか着替え等などを背負って歩くのはかなりきつかったです。
開催当日は朝9時からの準備作業になるため、前日の金曜夜から乗り込んで前泊しました。東京到着後、ぜろすぴさんとHashimotoさんと集まって、展示物品の動作確認を行なって、誰かが食事や展示観覧などで不在になっても代わりに説明ができるように打ち合わせを行い、夜10時頃に散会。Hashimotoさんのお車で会場近くのホテルまで送っていただき、翌日に備えます。

開催当日の朝、Hashimotoさんに送迎いただいて、ぜろすぴさんと近くのファミレスに集合して少しお話をしてから会場入りしようとしたのですが、ぜろすぴさんが到着しません。ツイートを眺めてみると、こんなツイートが。
zerospeed999: @AndersonSaber おはよう御座います。早速ですが、Mk3のキルキー部の配線が死にました… 8:07am, Jun 02 from Keitai Web
何やら起床したあとに最終動作チェックをしていたらしく、急遽ハンダ付けを行うはめになったそうです。 それでもなんとか時間に間に合い、軽く一服してから会場入り。
既にたくさんの出展者が入場して、会場設営を行なっていました。

会場は前回よりもずっと広いスペースで、出展用の机も大きくて立派なものでした。

我々も指定された展示場所で展示物を並べ始めます。細かいレイアウトなどは当日、机を見て決めることにしてたのですが、基本的には、落としても構わない、雑に扱っても大丈夫な私のセーバーを手前に設置して、簡単に触ってもらっては困るものを奥の方に置くことにしていました。
ブレードをヒルトの本数分運んでくるのは無理なため、都度着け外しをすることにします。

設営が一旦完了した時の写真。



思ってた以上に良い感じに並べられてホッとしました。重たい荷物を運んできたかいがありましたよ!でも、実はせっかく修理したダースモールFXのパーツの一部が取れていることが判明し、泣く泣くしまいこんで展示できませんでした…。動作自体は問題なかったんですけどね。
用意したチラシはこんなのです。

それでは展示物の中でも「お触り禁止」な、超レアな逸品をご紹介。

まずはぜろすぴさんのオビ=ワンEP1、EP2。「the Negotiator AOTC CF4」
超絶な逸品。 

特製プラーク

カッコいー

斯界のマイスター中のマイスター、FX-SabersのYoda氏の手になる一品。内蔵パーツの再現はもちろん、ポンメルを取り替えることでEP1とEP2のデザインの違いも再現。詳しくはぜろすぴさんのサイトで。


お次はhashimotoさんがぜろすぴさんの協力で入手した、グラフレックス製ルークEP4。
コチラも逸品。

もうちょっとちゃんと写真取ればよかった…

こちらもマイスターYoda氏の手になる一品で、内部構造の再現など、とても素晴らしい工作精度にただひたすら脱帽してしまう、究極のライトセーバーレプリカといえます。

その他、こちらも素晴らしいヒルトをいくつかご紹介。

あの「光剣浪漫」のShinoさん制作のグラフレックス・ルークEP4。

Larbel製オビEP1レプリカのワーキングヒルト(上段)と、Acerocket氏制作のMHSベースなオリジナルデザインのヒルト。オビEP1はぜろすぴさんのご友人方にお持ちいただいたヒルトです。

展示設営が一段落したので、展示準備中な他の出展者さんたちのブースを見て回って撮影しました(全部じゃありません)。
 アサジさんの「スター・ウォーズイラスト展

我らが組合長、ローグ中隊さんの「机の中のスター・ウォーズ

「スター・ウォーズと私。」写真展


ばなな天(やまなんさん&Twoさん)の「トルーパーヘルメット展

ビルダーズクラブの「ファンメイドプロップ展2



芝浦さんの「てづくりおびわんの家


 takeshiさんの「eFXのプロップレプリカ

電源タップやスペースをお借りしたり、ご迷惑をお掛けしました!

10時頃に朝礼があり、顔合わせと各ブースの自己紹介を行ったあと、11時の開場を待ちます。疲れていたこともあって展示配置が完了しただけでほっとして、椅子に腰掛けてもう任務が終わったような気分でした。
ふと見ると、ぜろすぴさんがDスケさん提供のスターキラーを持ち込んできました。Dスケさんは設営準備者ではなかったのであれれ?と思ったのですが、私の言いつけ通り、一般参加者として一番乗りして外で待機しており、先にヒルトだけでも入場させてとのことでした。うい奴だw

さて、11時に会場となり、いよいよスタートです。入場者一番はDスケさん。ありがとう、セーバーをかざして入場してきたキミは輝いていたよ!

その後しばらくしてKuuwaharaさんも到着して、MakotosaiV3スターキラーと、SaberForge製オビEP4が展示に加わります。
ここで予定(予定外もありましたが)のヒルトが揃ったため、パチリ。

総数16本(展示できなかったモールFXを入れたら17本)のワーキングヒルトが勢揃い。昨年の関西ライトセーバーオフで揃えた15本を上回りました!

出だしは来訪者もそんなに多くなく、仲間内で話してることが多かったのですが、だんだんと会場内の参加者が増え、当ブースへの来訪者も増えてひたすら応対に追われます。嬉しいことに拙作のFoC搭載セーバーが大人気で、ヒルトに体温が移って冷める間もなく暖かくなったままで、一時は故障を疑うほどでした。
子どもから大人まで、ライトセーバーはやっぱり人気ですね。光り物は暗いとこの方がいいだろうとの事務局のご配慮で、映像上映のために少し照明を落としてあるスクリーン前に設営させていただいたのも良かったです。改めて御礼申し上げます。
途中、FoCセーバーは延々と起動され続け、電池残量が怪しくなってきた頃にちょうど前の空間でカルタ取り大会が始まって、来訪者が一旦途絶えます。この隙に少しだけでも、と充電を行ったのですが、その際にはお隣のイケマサさんのブースを少しお借りしてヒルトを置かせてもらいました。イケマサさん、誠にありがとうございました!

来訪者の方には可能な限りヒルトを手にとって観ていただこうと、片っ端から握ってもらってブレードの輝きを楽しんで頂きました。そして、お子さんたちのために作ったヨーダFXコンバージョンは電池交換が必要になるほど起動され続けていました。ブレードを点灯したり、そのままセーバーを持って記念撮影をしたり、FoCで遊んでもらった時に皆さんが見せる喜びと驚きの表情が最高に嬉しかったです!製作者冥利に尽きます。

さて、楽しいほど時間はあっという間に過ぎ去ります。終了時刻の17時を迎え、恒例の全点灯…、といきたいところですが、ブレードの本数が少なかったので、一部だけ。


このあと終了が宣言され、撤収を開始します。今回の水分ではケータリング業者に依頼して、同じ会場内で水分補給大会を開催するので移動の手間が省けてすごく楽でした。片付けが済んだら会場の外で準備完了を待つだけです。

このころ、どっしりとした疲れと、ふんわりとした解放感につつまれ、あー、準備大変だったけど、参加して良かったなーという、ほっこりした手応えを感じていました。いつの間にか本人の知らないところで次回、水分4にも参加して出展するような成り行きになっていたのは、セーバー勢のみんなも今回の出展がとても楽しかったからでしょう。次回はヒルトだけ持って参加するので現地勢にはスタンドなど展示用備品をご用意いただきましょうか。大阪から背負ってくるの重いんだぞーぉ!

会場の準備設営が終わって水分補給大会の開始です。入場の際に参加料を支払って、プレゼント抽選引換券をもらって中に入ります。プレゼントの品物は参加者の持ち寄りで、私はエレクトロニック・ライトセーバーのベイダーを提供しました。元々は中に入っている音声基板を取り出して、後は捨ててしまう予定だったものです。

会場には机が並べられてパーティ形式になっていて、業者さんがビアサーバーなどを持ち込んでのドリンク提供を行なっていました。早速ビールを一杯注文して、乾杯を待とうかなって思ってたら、あっちこっちで乾杯が始まって、私も飲んじゃいました。このビールがとても旨かった!

適当に机を確保してセーバー仲間と歓談しつつ会の開始を待ちます。会が始まると、照明が暗くなり昼間、私のブースの後ろ側でずっとくっぱさんが映像を流していたスクリーンで何かが上映されます。すぐに「あっ!」と驚きました。このブログにもコメントを寄せていただいていた、めらめらぁさんの「電光剣 DENKÔKEN EPISODE1」やないですか!
驚愕の展開w

めらめらぁさんは動画の主人公、師匠、シス?を演じられた方と来場されており、当ブースへも足を運んでいただいてましたが、まさかここで上映されるなんて!予想通り、あのシーンでみんな「えーっ!?」ってなり、繰り広げられるバトルと特殊効果に拍手喝采の大受けでした。再生回数が10万回超えたら続編を制作開始するらしいですよ。

確かそのあと川原和久氏が音頭をとって乾杯となり(既にみんな勝手に飲んでましたがw)、中央に用意された料理に群がって皿に取り分けて飲み食いし始めます。お腹がとっても空いてたんですよね。料理を摘んでいるとジェダイ・オーダーさんたちがスクリーン前のスペースで先日の神戸まつりでも行ったような演武を始めました。ひそかにあそこで俺らのセーバーを使ってくれたらなーなどと仲間内で話していましたが…。

ジェダイ・オーダーさんたちの後はスクリーンでテレビ出演したことのある出展者さんらの当時の映像がながされたりしていましたが、酩酊が深くなってあんまり覚えてません。

最初は立食だったり。

そのあとだったかプレゼント抽選会となって、個人的に自分の提供したエレクトロニックセーバーの行方が気になってましたが、有り難いことに幼いお子さんが当ててくれて、その子はずっとそのセーバーを握って遊んでくれていました。大阪から苦労して持ってきて良かったです!

酔ってくると折角会場に持ち込んであるライトセーバーをいじらないのが寂しく思い、出しちゃえってなことで、危なくないように短めのブレードを取り付けて時たま発光させたりして酒の肴にしてました。そういうアホなことするのは俺だけでいいのに、Dスケさんやぜろすぴさんまで真似しちゃうんだもん。みんなイイ奴らだ!

セーバー片手にいろんな人とお話させてもらいましたが、ジェダイ・オーダーの方々に、これ使って演武してくれよーなどとお願いしてましたら、なんかDスケさんがこっちこっちと手を引きます。何故か中央のスペースで挨拶することになり、目が点。
まぁ、どうせ呼ばれるなら、自慢のセーバーを振り回したほうがいいよね、振り回すなら、俺らより本職だよな、ってなわけで長めのブレードに取り替えて、ぶっつけでジェダイ・オーダーさんにFoC搭載セーバーを振ってもらいました。酔ってたせいで「ガッツンガッツン振り回して頂戴な」などと恐れ知らずの発言をしてしまい、ジェダイ・オーダーさんも全力で演武してくれます。
やっぱ本職はすげーって観てたら、MHS1stが突然動作を停止してしまいます。「うわっ!」っと内心焦りましたが、次の持ってけーとセーバー仲間に命じたら、それはブレードが飛んでいく始末。このまま続けるとちょっとまずいなって思い、中止を申し出て、もっと凄いの作ってきまーす!って宣言してその場を収めました。怪我をされた方が居なければいいのですが…。

ジェダイ・オーダーさんから、壊してしまってごめんなさいと言われましたが、壊れてしまうようなものを作るほうが悪いわけで、これは次回までの宿題にします!と宣言。よーしやってやるぜ!と意気込んでいたのですが、後でただの電池切れだったことが判明。MHS1stは内蔵電池が14500なため、連続稼動時間が短いんですよね。まさかそういう展開になると思ってなかったから、しっかり充電してなかったのが敗因といえば敗因ですが、あの激しい剣戟でも壊れてなかったってことは、制作方法が間違ってなかったってことです。一つ自信になりました。そして18650を搭載したMHS2ndのスタミナの強さに感心しました。

水分補給大会は盛況のうちに終了して撤収となります。最後にセーバー勢だけで記念撮影。
オフ会でやっと記念撮影が出来たよ!

このあと、宿が同じだったジェダイ・オーダーのCubistさん、kuuwaharaさん、そしてhashimotoさん、ぜろすぴさんと連れ立って、近くの店で二次会。23時頃にはhashimotoさんがぜろすぴを送って帰りました。hashimotoさんには車での送迎などなど、本当に助かりました。

残った三人で飲んでいたら、なんと同じ店の奥でくっぱさんやこーのさん、syuhonさんら参加者が宴会をしてまして、合流させて頂きました。ほぼ皆さん同じ宿だったり。
午前1時頃まで飲んで、そのあと恒例の?ラーメンを食べてお開き。みんなで仲良く宿に帰って、それぞれのお部屋へ。Cubistさんはお隣の部屋でした。知らずに前夜寝てたんですねー。

そんなわけで楽しい一日が終わりました。こんなに楽しいイベント、次回も絶対参加して、もっと盛り上がっていきたいですね。準備と運搬が大変でしたがその甲斐は十分あって、お釣りがたくさん来るほどでした。

さーて、次はどんなの持って行こうかなー。