2010年11月29日月曜日

SaberSD一旦保留

下記回路図に従って配線してみた。
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しかし、リレーが動作しない。以前、抵抗を入れてLEDを直繋ぎしたときは、5V_outから電力が流れていたはずなのだが・・・。
後はDPDTスイッチを使うぐらいしか手がない。Guardedスタイルのスイッチホールに合うようなDPDTスイッチを探さなければならないが、この次に注文する予定のMHS3rdにDPDTのAVスタイルスイッチを使うことにして、SaberSDをそれまで保留することにした。
MHS3rdは肝心なブレードホルダが品切れになってるので、それが復活するまでおあずけ。

2010年11月21日日曜日

SaberSD苦戦中

下記回路図に従い配線してみた。
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ところが、スイッチを入れるとLEDは点灯するが、SaberSDの動作ランプが消え、スイッチを切ると、SaberSDの起動音が流れるように。つまりスイッチを入れてる間、SaberSDが動作をやめてLED側にのみ電力が供給されるような形になる。
しょうがないので下記のようにリレーに変えてやってみた。
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しかし、リレー駆動電圧が流れないのかリレーが反応しない。LEDの直前に割り込ませてみると、LEDに流れる電力が変動しているためか(Add-Onドライバは発光を脈動させてるらしい)リレーが振動するぐらいスイッチングを繰り返してしまう。
もう諦めるかと、ヨッシュさんのブログにコメントしてみると、DPDTスイッチ使うか、Add-onボードのスイッチングをリレーにやらせれば?という提案を受けた。DPDTスイッチはMHSの穴に合うものを仕入れる必要があるが、リレーはすぐに実験できる。
こんどまた下記回路図に従って実験してみるつもり。
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以前実験したときには5VoutからLEDを点灯させられたから、電力が供給されているはず。今は3.7v×2で電池電圧も上がってるし、ボードの動作も不安定にはならないはずだ。

2010年11月20日土曜日

TCSSよりブツ着荷

半分寝ぼけてた朝にドアベルが鳴り、郵便がTCSSからの荷を配達してくれた。しばらく二度寝してから検品。TCSSの良くないところは、注文時にサイズが分かりにくいところだ。Adjustable LED DriverとAdd-Onボードの大きさが同じだと思い込んでて、そのためのハウジング方法とか考えてたのに、まさかAdd-Onボードが半分ぐらいの大きさとは。
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朝飯兼昼飯を食べてから、ハンダ付け開始。適当にハンダ付けしてるとコテ先がどんどん黒くなっていく。おかしいなーと思ってリフレッサー使っても元に戻らない。必要な部品もあることだし、コテ先も含めて日本橋に買い物に出かけた。
大型家電専門店があちこちに出店してから、日本橋は街の様相を一変させてしまった。今やエロDVDショップが軒を連ね、かつての面影はわずかに残るのみだ。しかし今でも、電気や工具の専門を求めると大阪ではここにたどり着く。
エネループの持ちが弱く、気になっていたので高容量の充電池とコネクタ、コテ先を買い求めて家路に。再びハンダ付け作業。しかし集中力が切れて完成には至らなかった。

2010年11月19日金曜日

sink tube

TCSSで売っているsink tube。直訳するとキッチンやトイレの排水パイプ。何に使うのか最初はよく判らなかったのだがsink tubeだけでもライトセーバーが作れるし、真鍮製なので切削しやすく、MHSパーツにかぶせてデコレート出来るらしい。やり方をTCSSフォーラムで見つけてしまったのでデザインを考えてみた。
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これはもちろん、Force Unleashedの主人公が持っていたセーバーをイメージしたデザイン。ちょっとグリップの柄頭方向が寂しく感じてしまうが、太らせるのもダサいし、ポンメルを大きめのにするといいかも知れない。
sink tubeの切削にはリューターが必要。1万円ぐらいの追加出資しないといけない。うーん、他に使い道のない道具をあんまり買いたくないんだよなー。
いまのところ、パウダーコーティングやMHSパーツをチョイスするとOut of Stockになってて注文できないから、しばらく考えてみよう。円高が少し後退してて、リューター入れると総額3万円近くになるし。

2010年11月18日木曜日

また研磨

ブルーマジックよりも良い研磨剤があるという。同じ米国製のマザーズ・マグ&アルミポリッシュという製品である。楽天の店舗でお試しセットを送料込みで250円程度で買えるというので注文したのが届いた。
試しに研磨してみたが、ブルーマジックとの差があんまりわからなかった。下記写真のようにピカピカになってるのは間違いないけれど。
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一旦サンドペーパーなどの研磨剤で下磨きをした上で、ブルーマジックで磨き、その後マザーズを使っている。磨いている最中はずっとゴム手袋をつけて皮脂がつかないように気を付けていた。マザーズにも保護成分が入ってて、磨いた後に曇るのを防いでくれるそうだが、ブルーマジックよりもいいのかどうかよく分からないのでしばらく様子をみよう。

2010年11月15日月曜日

目指せ鏡面

ふらふらと日本橋へ買い物に行き、模型屋で10000番手という超微細研磨フィルムを見つけて購入した。この間、8000番手の研磨布を買ってMHSの研磨に使ったがまだ満足できないのである。ピカールも磨いた直後はピカピカだけど、触りまくるところだけにすぐに曇ってしまう。塗装が出来れば一番いいのだが、シンナーに弱い俺には無理。この間、通販で買った米国製研磨クリームのブルーマジックと研磨フィルムで頑張ってみる。
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ブルーマジックは名の通り、クリームが青色をしている。
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これで磨くと金属表面の酸化膜を除去し、代わりにシリコン皮膜を形成して曇りにくくしてくれるという。
まずはすでに一度磨いているので2000番手の耐水ペーパーで磨く。これで細かな傷を目立たなくする。続いて航空機整備用に作られたという謳い文句のMr.ラプロス研磨布、6000番手、8000番手で水研ぎする。この時点で少し艶が出てくる。当然触るとつるつる。そして10000番の研磨フィルムを使う。これも水研ぎ。ほんとうに磨けてるのかよくわからないが、光沢が出始めた。
最後にブルーマジックの出番。ウエスにつけて磨き始めると、青かったクリームが瞬く間に真っ黒に。しつこく磨き続けるときらめくような輝きが出始める。
一通り磨き終わってウエスで乾拭きすると、下記写真のようにピカピカに。
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これもしばらくすると艶を少し失い、曇ってしまう。肉眼で見ると細かい研磨跡が残っており、それまでは取ることができない。塗装の場合、塗膜が細かな凹凸をなだらかにしてくれるため、ほぼ完璧な鏡面になってくれる。研磨でそれを再現しようとするのは私のような素人にはちょっと無理かもしれない。
それでも、手触りは最高。遥かに進んだ文明の不思議武器という感じがしてとても良い。旧3部作のような汚しを入れる気には到底なれない。

垂直ドリル術

MHSの制作やFXコンバージョンを行うと、どうしてもドリル作業が必要になる。その時に困るのが垂直に穴をあけること。特にセットスクリュー用の穴が傾くと、セットスクリューがブレードに接する面積が減り、力が均等に伝わらず、凹みやグラつきの原因になる。
ボール盤やドリルスタンドを使うのが一番なのだが、ちょっとお高く、かつ大げさなので、なにか手軽でいい方法はないかとググってみると、こういうページを見つけた。一番末尾の方に、ドリルのお尻に水平水準器を接着してそれを観ながらドリル作業を行う方法が書いてあり、程々に精度がありそうだったのでやってみる。手持ちのドリルは曲面で構成されまくっててなかなか垂直を決めづらかったが、なんとか工夫して垂直を決め、水準器を貼りつけた。
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それでダースモールFXのセットスクリュー用の穴をドリルしてみると、割とまともに穴が掘れた。
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これは使えそうである。難点としては正確でないことと、ドリル作業中、刃先を見ることが出来ないことだ。
そんなにしょっちゅうドリルばっかりするわけでないからとりあえずはこれでいいや。
丸型気泡管 R25
  • 出版社/メーカー: エビス
  • メディア: その他

2010年11月13日土曜日

FXブレード再利用

各セーバー用のブレードの先端を半透明反射フィルムに交換してしばらく遊んでると、ふと、部屋の片隅にうっちゃってあるFXセーバーのブレードに目が行く。FXセーバーをLuxeonコンバージョンした後、使い道がないので捨てようと思ってそのままになっていたものだ(一本はMRルークEP6をバラしたときのもの)。
試しに先端に反射フィルム入れたらどうなるだろうと思い、やってみた。
まず、先端をポリカパイプから切り離す。継ぎ目にパイプカッターの刃を入れ、グリグリ回して押し入れるとルークEP6の先端は結構簡単にとれ、ディフューザーもすんなり分離した。ところがオビワンTPMのはなかなか取れなかった。仕方ないのでポリカパイプごとディフューザーまで切断して先端を切り離し、先端にくっついていたディフューザーを剥ぎ取った。
反射フィルムを仕込んで再接着し、ヒルトに差し込んで点灯させてみると、UltraSabersが提供しているUltraBladeと遜色ない発光具合だった。UltraBladeと同じように内部にフィルムを入れてやるといい感じになるかもしれない。直径が小さくてブレードホルダにはまりにくいけれど、使えそうな感じ。
ただ、UltraBladeと同じく明るいことは明るいのだが、純粋な光が刀身になっているという感じがせず蛍光灯みたいな白い棒が色付きで光ってるようにしか見えないため、ライトセーバー、という感じがあまりしないのが難点。どちらかというとドムのヒート剣みたいな印象。

2010年11月12日金曜日

どこまで増えるんだろ

8月にオビワンTPMを買ってからライトセーバーに嵌ってしまい、当初は無理だと思っていたMHSとかも始めてしまった。んで、結果ライトセーバーが6本に。全部揃えてパチリ。
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Dominix以外のブレードの先端ミラーを半透明反射フィルムに交換してある。先端ミラーの交換にはパイプカッターを使う。先端は接着されているのでパイプカッターの刃を接着面にぴったり合わせて、じわじわ回し、割り込ませていく。パイプ厚と同じぐらい割り込んだら末端から1mの金属棒を挿し込んで、コツコツと押し出すように軽くたたき続けると抜けてくれる。
絶対こっちのほうがいいし、素材も手に入りやすいはずなのに、なんでTCSSやUltraSabersがミラーを使い続けるのかよくわからない。下は以前に撮った写真。先端がミラーなので光を通していない。
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2010年11月11日木曜日

Darth Maul FXコンバージョン

昨日の失敗にガックリ来ていたが、気分を変えるために、しばらく寝かせておいたダースモールFXのLuxeonコンバージョンを行う。
このFXセーバーはヤフオクで音声基板目当てにFXセーバーを落とそうと頑張ってたら、ブレードが一部点灯しないマスターレプリカ製ダース・モールFXが4000円という低価格で出品されていたのでビッドした。最終的に送料込みで6000円程度で落札して入手した。
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これをLuxeon化して既存のモノとつなげてダブルブレードにしてやろうというわけである。
UltraSabersから購入したハズブロベースのものと比べると、色がくすんでいる。ボディが光沢仕上げでない。つなぐとちょっと違和感が。まあいいけど。完成後は↓こうなる。
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以下、コンバージョン手順をTCSSのフォーラム記事から適当に翻訳。写真もそこから一部拝借。

必要なもの

1.まず、ポンメルとバッテリーケースを外す。
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2.スイッチの側面のピンを錐などを使って内部に押し込む。スイッチの下に当て物を置いておかないと、スイッチ自体が折れるかも知れないので注意。
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3.接着されているスイッチカバーを引き剥がす。
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4.スイッチのネジを外し、スイッチと横のノブを外す。
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5.スイッチ裏のカバーテックノブを外す。
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6.エミッター部下のピンを錐やポンチで叩き込んで外す。ある程度押しこんで反対側から飛び出したら、ペンチで引っ張り抜くといい。このピンは再利用しない。
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7.バッテリーケースを収める部分の筒を引き剥がす。接着されているので隙間に細くて尖ったものを挿し込んで、接着剤を切り剥がさないと取れない。この部分は再利用しないのでダメージは考慮しなくていい(バッテリーを挿入する三角のガイドの部分には傷を与えてはいけないが)
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8.ブレードをポンメル方向に押し込んで外す。
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9.制御基板とブレード固定部を繋ぐピンを内部に叩き込んで外す。これも再利用しない。
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10.ブレード側の筒を固定しているピンを外す。
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11.ブレードと内部部品を留めているピンを叩き抜く。内部を引きずりだして、末端の外套を割り開けて、衝撃センサーを取り出す。
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12.LEDに配線をハンダ付けして熱伝導接着シートでヒートシンクに貼りつけ。ハンダ付けの前にレンズホルダをかぶせてみて、配線で邪魔されないか確認しておく。接着の際、LEDの中心が正しくヒートシンクの中心に来るように調整。
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13.ブレードからカットしたセンサーと端子を下記のようにハンダ付けする。赤い線がつながってるほうがLEDの+側。熱収縮チューブで絶縁を忘れずに。
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14.制御基板格納部に下記のような穴を開け、上部をカットしておく。ここに衝撃センサーをセットするのである。
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カットにはカッターとピラニアソーを使った。カッターでガイドとなる溝を彫ってから、ピラニアソーでゆっくりと切りこんでいき、最後はまたカッターで削りとる。穴は当然ドリルで。こういう時リュータードリルを持ってると楽なんだが。

15.バッテリーケースを電極に押し付けて動作テスト。
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16.LEDにレンズホルダとレンズを取り付け、キットにねじ込んで固定。

17.ブレードを仮挿入して動作させ、発光具合を見る。光量が低いようならば、LEDが中心に来ていないので調整。

18.キットと基板格納部を本体に挿入する。キットが少しつっかえたが軽く押しこむと先端まで挿入することができた(一瞬オビワンTPMでの苦戦が脳裏をよぎったが)。

19.1~5の手順を逆廻しで各部品を取り付ける。

20.そのままセットスクリュー用の穴をあけてタッピングする。
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21.ブレードをセットし、セットスクリューで固定して完成。
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オビワンTPMの時と違って、拍子抜けするほど簡単で、2時間半程度で手順19までの工程を完了した。経験値を積んだということだろうか。夜中のドリルはうるさいから明日以降に。

掛かった費用
MRダース・モールFX 6,680円
TCSSコンバージョンキット・LED・ブレード一式 5,750円
合計 12,415円