2010年11月15日月曜日

目指せ鏡面

ふらふらと日本橋へ買い物に行き、模型屋で10000番手という超微細研磨フィルムを見つけて購入した。この間、8000番手の研磨布を買ってMHSの研磨に使ったがまだ満足できないのである。ピカールも磨いた直後はピカピカだけど、触りまくるところだけにすぐに曇ってしまう。塗装が出来れば一番いいのだが、シンナーに弱い俺には無理。この間、通販で買った米国製研磨クリームのブルーマジックと研磨フィルムで頑張ってみる。
f:id:anderson:20101114211814j:image

ブルーマジックは名の通り、クリームが青色をしている。
f:id:anderson:20101114211938j:image
これで磨くと金属表面の酸化膜を除去し、代わりにシリコン皮膜を形成して曇りにくくしてくれるという。
まずはすでに一度磨いているので2000番手の耐水ペーパーで磨く。これで細かな傷を目立たなくする。続いて航空機整備用に作られたという謳い文句のMr.ラプロス研磨布、6000番手、8000番手で水研ぎする。この時点で少し艶が出てくる。当然触るとつるつる。そして10000番の研磨フィルムを使う。これも水研ぎ。ほんとうに磨けてるのかよくわからないが、光沢が出始めた。
最後にブルーマジックの出番。ウエスにつけて磨き始めると、青かったクリームが瞬く間に真っ黒に。しつこく磨き続けるときらめくような輝きが出始める。
一通り磨き終わってウエスで乾拭きすると、下記写真のようにピカピカに。
f:id:anderson:20101114205441j:image
f:id:anderson:20101114205408j:image
これもしばらくすると艶を少し失い、曇ってしまう。肉眼で見ると細かい研磨跡が残っており、それまでは取ることができない。塗装の場合、塗膜が細かな凹凸をなだらかにしてくれるため、ほぼ完璧な鏡面になってくれる。研磨でそれを再現しようとするのは私のような素人にはちょっと無理かもしれない。
それでも、手触りは最高。遥かに進んだ文明の不思議武器という感じがしてとても良い。旧3部作のような汚しを入れる気には到底なれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿