2010年8月31日火曜日

DarthMaul-FXsaberが届く

8月14日にUltraSabersで注文していたDarthMaulのLuxeonコンバージョン済みFXsaberと交換用ブレードのUltraBradeが届いた。UltraSabersは出荷時にUPSのトラッキングナンバーを教えてくれるので、それを使ってUPSに予め夜に配達するよう依頼を掛けていた。土曜には日本に到着し、通関も済んでいたのにUPSは土日に働いてくれないので都合の良い今日配達となった。
早速、箱から取り出してディスプレイスタンドを壁に据えてみることに。どうやって壁掛けネットに引っ掛けようかと思案してたのだが、東急ハンズで金属製のステー(260円)を2個買い、鍋ネジ(ワッシャ・ナット付きで8本100円)を買って網の後ろに通して、そこからネジで引っ掛けることにした。後ろ側に手を回しづらくてちょっと苦労したが完成して下記の通りに。
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なかなかいい感じ。上からUltraBradeに換装したDominix、オビワンTPM、モール、Dominixの元のブレード。

せっかくなので3本を同時に発光させてみる。
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見た感じ、Dominixが一番明るく写ってる。UltraBladeは白色半透明のポリカチューブに巻かれたフィルムが入っており、点灯させると非常に明るいし、光のコアがうっすらと見える。それに対してモールFXはいわゆるCorbinスタイルという奴で、Dominixについてたものと同じく、透明のポリカチューブに巻きフィルムを挿入したもの。これは光のコアがはっきりと見える。明るさはUltraBradeに一歩譲るが、LightSaberとしての雰囲気はこっちの方が俺の好み。

↓別アングル。部屋を暗くしてるわけではなく、携帯で発光物を写そうとするとこうなるのである。真ん中のオビワンTPMの発光具合は肉眼に近い感じになってる。
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モールFXはずっしりとした筐体で音もオビTPMより大きめ。ただし音の種類はオビTPMより少ないのかも知れない。起動音と収納音、ハム音はオビTPMよりこっちの方が好み。ただスイング音と衝撃音はオビTPMの方がいい感じ。連結用金具を使うともう一本のモールFXをつなげて劇中のダブルブレードを再現できるが、そこまでするつもりはない。通常の柄頭よりは連結用金具をつけた方が持ちやすい。突起物が少なく、柄頭もシンプルなのでオビTPMよりは持ち良いけれど、Dominixに慣れてしまうと少し太くて重すぎる感じ。
モールFXの電池ケースにはオビTPMのようなカバーが付いておらず、振り回していると電池が飛び出して、交換時に引っかかってケースを取り出せなくなる。何度かしつこく振ると出てくるけれど不便なので絶縁用ビニールテープを巻くことにした。
改造によって光刃の伸び縮み効果はなくなるが、音が出るためあんまり気にならない。1作目と同じだと思えば、むしろ原典に忠実といえるかも。消えるときは光の残像のために、スウっと消えて行くように見えていい感じ。

7月にBS-HiでStarWars特集をやってくれたおかげで気持ちが盛り上がってしまい、オビTPMを買って以降、LightSaber購入欲に歯止めが効かなくなってしまった。
オビTPMが17,000円、Dominixが約1万円、モールFXが約25,000円、UltraBladeが6,000円、TCSS発注パーツが約19,000円、ディスプレイ用ネットが工具代込みで約5,000円ですでに約82,000円を使っている。TCSSのMHSを組んだあとは、おそらくオビTPMのコンバージョンに挑むだろうからまた1万円かかっちまうな…。そこで物欲が止まるといいのだが、多分MHSに不満が発生してまたパーツの追加発注をしてしまうことだろう。どこまで行くんだろうか。国際輸送費が常に4~5,000円程度かかってしまうのが困り物。
オビTPMとモールFX以外のFXセーバーは、出っ張りが多くて持ちにくそうだから、FXセーバーをこれ以上買うことだけはないと思う。一番素直な構造をしているクワイガンモデルが出たら悩んでしまうかもだが。

2010年8月28日土曜日

オビTPMコンバージョン見積り

音が鳴りにくくなってるため、オビワンFXブレードを改造したくなってきた。必要な部材・工具類について見積もってみる。
  • ストラップレンチ 1500円(ブレードホルダーを締める金具が強烈に堅く締まってるらしい)
  • タップ&ドリルセット 680円
  • タップハンドル 600円(脱着ブレードの目釘用穴あけ)
  • パイプカッター 1500円
  • コンバージョンキット $20.98(約1800円)
  • ブレード $16.49(約1400円)
  • LuxeonLED及びホルダー、レンズ $13.5(約1200円)
  • 配線用ワイヤ及びヒートシュリンクチューブ $2.25(約200円)
  • 目釘用ネジ 100円
  • 合計 8980円也。
失敗することを考えると多少費用がかかってもいいから業者に頼みたいところだが、国内で唯一の業者である光刃工房はお休み中。どうしようかなー。

ワイヤーネット

セーバーが増える予定なため、収納のため壁に刀掛けを作りたくなった。FXセーバーについてくるディスプレイスタンドも壁に装着して、そこにセーバーを置いておきたい。ディスプレイスタンドの背面には穴が空いていて、ネジなどでひっかけて壁に設置できるようになっている。
ところがマンションの規約で壁には穴をあけられない。どうしようか思案した末、ワイヤーネットというかメッシュパネルというか、平たく言えば金網をかけて、そこにディスプレイスタンドを引っ掛けるようにしようと思い立つ。金網の設置には粘着テープでも使おうかと思ったが、荷重が5kg以上かかると想定されるため、粘着テープでは間に合わない。壁紙ごと剥がれたら大変だし。第一、見た目も剥がしたあとも汚くなるし。
ネットを見るとこんな商品が売られていた。突っ張り棒とワイヤーネットを組み合わせた収納具だが、1万円もする。これぐらいなら作っちゃえとダイソーとホームセンターで材料を買い集めて作ったのが下の写真。
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材料費は
  • 金属製突っ張り棒 780円(最大180cm)
  • 金属製突っ張り棒 980円(最大230cm)
  • ワイヤーネット 210円x2
  • ネジ(ナット付き) 100円
  • 引っ掛けJ型金具 100円x2
  • 結束タイ 100円
  • S字金具 200円
  • 小物入れ 100円x2
  • 刀掛けに使うドアフック 100円x2
以上で3180円。
工具費として電動ドリルが1480円。合計4660円。もうちょっと安くあげられたかも知れない。酷暑の中、ホームセンターからかさ張る突っ張り棒と荷物持って20分かけて歩いて帰るのはきつかった。
ワイヤーネットは上側を金具にひっかけ、下側は上のワイヤーネットにS字金具でぶら下げて、両方共に結束タイで固定。グラつきの防止と荷重が金具部分だけにかからないようにした。金具を固定するネジの長さは35mm必要だったのだが、そうなるとネジ径が4mmになり、金具に入らないので、ドリルで金具の穴を広げた。ドリルが安物でパワーが弱く、突っ張り棒に穴をあけるのには苦労した。突っ張り棒に穴をあけて金具を取り付けて荷重を支えるため、強度を考慮してスチール製を買ったせいでちょっと高く付いた。小物を掛けるのなら100均のプラ製で充分だと思われる。
ドリル使って穴あけるのって、中学の時の技術の授業以来。割とうまくいった。ドリルでの穴あけとタッピングが必要なオビワンTPMのLuxeonコンバージョンも出来そうな気がしてきた。

2010年8月26日木曜日

DarthMaul-Saberが出荷される

8/14にオーダーしていたDarthMaulのセーバーが出荷されたとの報告がUltrasabersから届いた。4~6週かかるっつってたのに。QuickShipモデルだったはずのDominixの出荷の方が長くかかってたのだからよくわかんねぇ店だ。まぁ早く届くのは嬉しいけどねー。

2010年8月24日火曜日

TCSSに発注

また無駄遣い。The Custom Saber ShopにModuler Hilt Systemの部品を発注してしまった。どうしてもオリジナルのものを作りたくなってしまったのだ。お値段は220ドル。円高のうちに決済済ませてくれると有り難いのだが・・・。

UltrasabersのDominixが届く

やっとこさでDominixがはるばるサンノゼから届いた。注文してから20日程度。海の向こうとのやりとりは何かと時間がかかる。

以下写真。
箱と中身。がっしり包装されてて、インボイスとか同封されてた。
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箱からだした直後。意味もわからず選択したので溝が掘られている。溝の色がダサい。
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接写。分かりにくいが無垢でない。黒色に塗装してあって塗装が荒っぽい。
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ブレードを止める部分はネジ。ブレードを押し付けて止める。散々振り回してみたが、外れることはないようだ。
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柄の内部。奥にLEDが見える。
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ブレードの根元。中に光を散乱させるフイルムが巻かれて入れられており、根元をホットグルーで接着してある。
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柄頭のキャップ。軟質素材だが、柄にぴったり密着して極めて外れにくい。
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電池ケースと電池。柄から引っ張り出す。頼んだ覚えはないのだが最初から電池が入っていた。出荷が遅れた詫びかな?振り回して衝撃を与えると電池が外れるので、腱鞘炎治療用のキネシオテープで止めることにした。
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点灯。かなり明るい。FXセーバーが最初からこの明るさだったら・・・。もちろん携帯のデジカメのせいで白く移ってるが、鮮やかで明るい赤色。
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ブレードを外して点灯。LEDは直視できないぐらい強烈に明るい。手で覆うと光が皮膚を貫通するほど。目をつぶっても明るさを感じる。
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テープでデコレーションしてみた。イメージは日本刀。鍔あたりにあるのは携帯デコレーション用シールの梵字。
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最初はテープを貼る前にセーバー側をサンドペーパーで磨いてつるつるにして、テープを貼った後、サンドペーパーで傷をつけて金属味をだそうとか思ってたが、セーバー自体の大雑把な塗装を前にして気持ちが萎えてしまった。溝の部分は塗りつぶしたが、細いステンレスワイヤーでも接着して巻こうかなと思ってる。鍔に相当する部分にもさりげなく飾りを施したい。
持ち味は形状がシンプルなだけにとてもいい。ガンガン振り回しても問題ない。手に引っかかる突起物が電源スイッチだけなので、グリグリ回しやすい。スイッチも押しこむタイプで誤操作は起きないだろう。
ただし、本気で振るとブレードがしなり、そのため中のフィルムに歪みが生じて、そこだけ反射が変になる。ここで言う本気の振りとは正しい手の内で気合を込めた斬撃のことで、稽古を積んだ人にしか出来ないことだから、普通は気にすることはない。家の中で足を使わない振りでこれだから屋外で振ったら折れたりして。

全長はオビワンFXセーバーよりも1インチ程度長い。しかし鍔元からのブレードの長さは大差なく、柄の部分がFXセーバーより長くなってる感じ。ブレード自体の長さは36インチだが、柄の部分に2インチぐらい入るため、操作感としてはFXブレードと同じぐらい。
継続して点灯させているとLEDが発熱し、その熱が柄を通して伝わってくる。
音が鳴らないのが寂しいが、とりあえずは気に入った。

25日追記:
意匠を追加してみた。
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梵字の下の波模様も同じく携帯デコ用シール。柄の部分にワイヤーを巻くかどうか迷ったが、持った感触が悪くなりそうだったから結局取りやめ。シンプル・イズ・ベストだ。

2010年8月21日土曜日

UPSの配達

UltraSabersからの商品がUPSで俺の元まで届けられるのだが、本日、不在中に1回目の配達をされてしまった。UPSは3回配達して受け取りが行われないと、配送元に返却してしまう。ひどい話である。
HP上では18時までとなっているサポートにダメもとで18時20分頃に連絡してみると、繋がった。ちょっと食い下がったが18時までに連絡がなかったために、土日は絶対配達できないとのこと。その時点から手配すると、月曜だと17時までの配達しかできず、火曜だと別の業者(おそらくヤマト運輸)に手配が付くので20-21時に配達ができるという。次からはトラッキングナンバーがわかった時点で連絡をとることにする。

配達の最終手続きに不満はあるが、UPSの貨物追跡システムはすげー細かくて良い。下のような感じ。
場所 日付 現地時間 説明

OSAKA,
JP
2010/08/20 13:23仕向国センタースキャン

2010/08/20 11:40仕向国センタースキャン

2010/08/20 10:50通関業者からの貨物のリリースが保留されています / 通関業者によりリリースされました。配達のために現在輸送中です

OSAKA,
JP
2010/08/19 19:43通関業者からの貨物のリリースが保留されています

2010/08/19 18:08ウエアハウススキャン(在庫スキャン)

2010/08/19 13:54空港上屋スキャン(輸入)

2010/08/19 10:21空港到着時刻

2010/08/19 10:21空港到着時刻

2010/08/19 3:29通関業者により登録されました / 貨物は通関業者に提出されました

2010/08/19 3:29通関業者により登録されました

ANCHORAGE,
AK,
US
2010/08/18 9:20空港出発時刻

2010/08/18 9:20空港出発時刻

2010/08/18 6:35空港到着時刻

2010/08/18 5:56空港到着時刻

LOUISVILLE,
KY,
US
2010/08/18 4:06空港出発時刻

2010/08/18 3:22空港出発時刻

LOUISVILLE,
KY,
US
2010/08/17 13:10空港到着時刻

OAKLAND,
CA,
US
2010/08/17 6:18空港出発時刻

2010/08/17 2:11空港到着時刻


2010/08/17 1:55空港出発時刻

SAN JOSE,
CA,
US
2010/08/16 17:08集荷スキャン

2010/08/16 16:01集荷スキャン

US
2010/08/16 13:16請求情報を受信しました

2010年8月17日火曜日

Ultrasabersやっと出荷

8/5に注文したDominixが出荷されたとのメールがUltrasabersから届く。Quick-Shipだから2-3営業日で出荷しまっせって書いてあったのによー。
デコレーション案を色々考えて、やきもきしながら待ってたのだ。到着まで1週間。もうちょっとデコレーションについて考えてみよう。
日本刀っぽい感じで、ハバキの部分を金または銅のテープを巻きつけ、鍔に相当する部分の下のところに切羽として銅テープ、スイッチ付近はそのままの色として、グリップ部分に銀を貼り、1200番程度のサンドペーパーで軽く擦って金属味を付ける。柄頭も金を貼りたいところだが、素材が軟質っぽいのでテープは貼れないかも知れない。全体の素材の表面がごてごてしてそうならば、予めヤスリをかけて磨く必要がある。
なんてことを考えてるが、物を実際に観るまではすべて皮算用。ああ待ち遠しい。

UPSが配達してくれるそうで、HPでは貨物の追跡が細かく見れる。見てるとカリフォルニア州サンノゼからオークランドに移動し、そこから西を目指してくれるのかと思いきや、6時間かけて東に向かいケンタッキー州のルイビルへ。ルイビルにはUPS航空貨物の最大拠点であるルイビル国際空港がある。ひょっとして東周りでヨーロッパや中東などあちこちで荷物を収集または投下しながら日本に向かうのだろうか。確かに太平洋を横断しても消費燃料の割に配達先が少なくて非効率だわな。俺のDominixは1週間の東廻りで世界を一周してくるわけか…。

※18日追記
世界一周かぁと思ってたが、貨物状況が更新されて、ケンタッキー州ルイビルの次の目的地は大阪になっていた。北米大陸と太平洋横断で大阪まで直行っすか。パイロットも大変だなぁ、と暫くしてから貨物状況を再チェックしてみたら行き先が大阪ではなくアンカレジになっていた。うーん、良く解らん。アンカレジから直行するんだろうか。

2010年8月14日土曜日

Darth Maul Saber

毎日やきもきしながらUltrasabersのサイトでDominixの進捗を見ていたら、セールやってるよとの表示が。見るとFXセーバーをLuxeonにコンバージョンしたものが90ドル引きで売られていた。送料込みだと291ドル。約25000円。買ってコンバージョンするよりずっと安いので思わず注文してしまった…。到着は9月中旬頃の予定。

DarthMaulのセーバーはQui-Gonのものと同じぐらいシンプルな形で持ちやすそうだったから、欲しかったのだ。やべー、金遣いが荒くなってきたよ。

2010年8月11日水曜日

電池消耗

毎日必ず点灯するFXライトセイバーだが、音が途切れたりするようになってきた。振動センサーが壊れたのかなと思ってネットで調べると、電池を交換するか、電池ケースを抜いてからスイッチを入れて3分ほど放電させ、リセットをかけろとあった。リセットを掛けてみると普通に鳴り出したが、それでも途切れることがある。電池を購入して変えてみるとググッと明るさが増し音もよく出るように。買って1週間で消耗するのでは金が掛かって敵わんなと思ってたが、電池で動くものは、使わないときに抜いておかないと電池容量が少しずつ消耗するのが基本。今後は使用後に電池ケースを抜いておこう。交換した電池はエアコンのコントローラーに使いまわせるはずなので保存しておく。

2010年8月8日日曜日

散髪帰りにお買い物

髪が長くなりすぎて鬱陶しくなり、散髪に出かける。こざっぱりしてすっきりした後、梅田のロフトへお買い物。何を買うかというとアルミテープ。Ultrasabersに注文したDominixをデコレートするためのものである。ロフトには売ってなくて、文具屋のある梅ヨドにも寄ってみたがない。それじゃぁということで心斎橋の東急ハンズへ。ココには置いていたが、台紙がついてないので工作しづらい。まあいいかと購入して帰宅。なんだか歩いて帰りたくなったのでテクテクと日射しに灼かれつつ7kmほど歩いた。途中500mlペットボトルを3本ほど消費するほど暑かった。
帰宅する前に焼肉屋へ。汗を書いたのと疲れたので大いに飲んで食った。帰宅してからアルミテープのテストで手近な棒に巻きつけて具合を見る。あわせて買ったサンドペーパーでヘアライン仕上げも試みる。なかなかいい感じ。
しかしやはり台紙付きの方がいいなあと思ってると、ハンズとかでなくDIY用品販売の方がそれらしいの持ってるのではと思い至る。買ってこよ。

Ultrasabersがラインナップを変更して、俺が欲しかったメタル製でサウンド付きのものを外してしまった。FXセーバーの改造版は復活させてるのでそちらを購入してもいいのだが、一旦、あのシンプルな本体を気に入ってしまうと、劇中にあわせて後手後手と飾り付けしたものはなんだか敬遠したくなる。
元々、Ultrasabersのあの製品はThe Custom Saber Shopでだしてるパーツからアセンブリしたもののようで、そちらを詳しく見てみると部品の揃え方から組み立て方からなにから詳しく説明してくれている(当然全部英語。組立て可能な部品のことをModuler Hilt System略してMHSというらしい)。こっち買っちゃおうかと見てみると、やはり刀身を固定する部位にドリルで穴開けして、タップでネジ穴切りをする必要がある。やってみるかと思って部品を集めてると肝心なLEDと電源の接続パーツが売り切れ。サウンドボードも売り切れてた(ultrasabersがサウンド付きを売らなくなって改造のみにしたのもこの為だろう)。
試しに部品をセレクトしてみたら配送費抜きで15000円程度。配送費入れたら2万円弱。サウンドボードとかをつけると3万円で、これならUltrasabersの完成品と大差がない。
焦って買い物してもしょうがないからもう少し待ってみよう。どうせ発注したって3週間ぐらいしないと届かないんだし。

2010年8月7日土曜日

Ultrasabers注文

最近、帰宅すると必ずライトセイバーを握ってスイッチを入れ、振り回して遊んでいる。TV観ながら振ったり、スイッチの入れ方を手の内の変化でさりげなく行えるよう工夫したり。起動音、動作音、衝撃音がそれぞれ心地良く、惚れ惚れする。しかし、光が弱いことだけはどうもいただけない。強度にも心配がある。
ネットで検索しまくると海外のFXライトセイバーの改造業者のサイトに行き当たる。そこに丁寧な改造方法が載ってて見てみるとドリルで穴を開けて分解し、部品接続のために筐体を切断するということをしていた。そうまでしないとバラせない作りになってるのも凄いが、改造のためにそこまでするのも凄い。でも俺には無理。
光量のでかいLEDに換装するサービスなどもあるが、完成品で2~3万、配送料込みだと3、4万してしまう。実物見てないのにそんな高価なものを買って後悔するのもなーと調べていると、Ultrasabersのサイトを発見。Luxeonを使ってて頑丈だが、動作音がしない簡素な作りのオリジナルセイバーが70ドルで購入できる。送料込みだと125ドル。今の為替レートで1万円ちょっと。
光量と強度を確認するのには悪くないし、柄もシンプルで持ちやすそうだから、試しに買ってみようかなぁ、でも1万円もする玩具買ってる場合かなぁ、ウーンと唸ってるうちに気がついたら注文していた。

↓柄はこんな感じ
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具合がよければ音声付きのも買おうかと思って今チェックしてみたら、FXセイバーの改造を引き受けていたはずなのになくなってる。
ちなみに欲しいなーと思うのは↓これ。送料込みで3万円。
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誕生日近いからなー。無駄遣いしちゃおっかなー。
でも物欲が増しているのは良くない兆候。この程度にとどめておかないと…。

追記:8/8にチェックしたらなくなってた…。ショック!

2010年8月4日水曜日

FX ライトセイバー オビワン EP1版

以前から欲しい欲しいと思っていたライトセイバーのおもちゃ。盛り上がってしまってどうしようもないSW熱に煽られて、気がついたらこの間の日曜にポチってしまった。しかもAmazonで。注文してから佐川だったらどうしようと不安に思ってたが、よく見ると出品業者でヤマト運輸を使ってくれていて一安心。
amazonの表示では到着が6日後になってたのだが、ヤマト運輸の追跡サービスで確認してみたら月曜に出荷してくれてなんと今日到着。ウキウキしながら帰宅。amazonの商品説明で単4電池が必要だが同梱されていないと知っていたので途中のコンビニで購入し、飯を食って配達を待つ。指定時刻通りに宅急便が来てくれた。佐川急便のボケどもとは大違いだ。

早速開封し電池を入れて点灯してみた。各種ネット上の写真だと、刀身の中央が白色で、周囲に近づくにつれて青や赤の色が強くなっていくという劇中のイメージに近い発光をしているのだが、目視ではそうではない。白い部分はひとつも感じられず、全体が青色に発光していて暗めの蛍光灯に色フィルムを巻きつけた感じに近い。携帯のカメラで撮ると下の通り、劇中イメージにそっくりで、そうそうこれが欲しかったんだよねってなる。
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ところが実際は下記のようなイメージ(Gimpでレタッチ)
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詐欺じゃん!と叫びたいところではあるが、現実ってこんなもんだよね、という年嵩ゆえの諦めが勝ってしまい、購入直後の興奮も手伝っていいとこ探しのほうに気分が傾いていく(ちなみにmade in china)。

剣術のように左手で帯刀してから、右手で抜刀し、相手に切っ先が向く頃に光刃が伸びるようにスイッチを入れてEP5のダース・ベイダー気分を味わう。伸長音と収縮音が気分を高めてくれる。いいとこ探しをしようといろいろ操作しているうちに若干の違和感を感じる。切っ先が正中線上の先にない。刀身であるポリカーボネートのパイプが少し歪んでいるのである。刀身が丸い上に僅かな歪みだから素人には感知できないと思われる(丸い上に発光するので私も解りにくかった)が、稽古を積んだ人にとっては気持ちが悪いだろう。製品すべてがそういうわけではないと思いたいところである。
普段の稽古でも、たまに後進に得物を借りるとそういうものに当たり、構えた瞬間に気持ち悪さを感じ、稽古に悪影響が出るよと指摘して破棄するよう促すけれど、それまで彼らはそれで稽古してきて違和感を感じてなかったりする。だから真っ直ぐ掛かってこれなくて叱られることになる。5年以上稽古しててそれでは困るのである。

実際に手にする前から多分駄目だろうなと思ってたのだが、EP1のオビワンモデルは柄頭に出っ張りがたくさんあって使いづらい。日本の剣術ではたいてい柄頭に小指が掛かる程度か、手のひらの中に柄頭を入れて握るのだが、それができない。左手の締めが効かせずらいし、効かせようとすると痛い。刀身の前側にスイッチがあるため、そのスイッチを右にしてもつと、右手の人差指に引っかかって斬撃や操剣中にスイッチが切れたりする。スイッチを左側にしてもつと誤操作の心配がなくなるが、グリップのデコボコの部分が手前側を向いて意味を成さなくなる。EP3のアナキンとオビワンのものを除いて、ライトセイバーの意匠はいくつかのサンプルの中から俳優本人が選んだそうだから、スイッチが実は別のところだとしても、柄頭の件だけでもデザイナーとユアン・マクレガーには剣術のセンスがない。
軽い耐久テストのつもりで正座して打ち込み・切り返しのように左右の斬撃を素早く繰り出してたらミシッという音がしたので、即座に止めた。これはおもちゃなのだから本気になってはいけない。手首でヒョイヒョイ振って楽しむのが正しい。
刀全体の長さは竹刀で言うと3尺5寸ぐらい。一般的な日本刀よりは長い。柄は竹刀よりは短く、木刀や剣よりは長く太い。6尺棒を握ってるような感覚になる。柄頭に穴が開いてて内部のスピーカーから音が聞こえるようになっている。
劇中でのライトセイバーの持ち方などを確認するために映画を見直してたら、例えばEP3のドゥークー戦でライトセイバー自体の影が地面に落ちているなどのBlooperを発見した。映画本編を見ながらライトセイバーのスイッチを入れて振り回すとなかなか楽しい。結局、買って失敗かというとそうでもなく、お外で振り回して遊びたくなってるし、もう少し輝度が高く、音の低いセイバーが欲しくなってる自分がいる。出来ればダース・モール版を買って友人とチャンバラごっこしてみたい。

FXライトセイバーについて色々調べていたら、メーカー製では飽きたらず、自作する人が世界的に少なからずいるらしい。まあ当然だろう。私も購入直後なのに、もっと劇中のイメージに近い発光をするセイバーが欲しくなった。強度的にも不満がある。FXセイバーはチャンバラとかするとすぐに壊れてしまうそうだ。刀身内部にLEDをずらりと並べて光刃の伸縮を表現しているから、強い衝撃を与えるとLEDや回路が壊れてしまうのだろうし、刀身そのものが破損してしまうだろう。おもいっきり振ったり強くモノに当てると柄の手前から刀身が折れるか抜けるかするだろう。
それでチャンバラに使いたい人たちは、伸縮や音響を諦めて耐久性を上げるように改造してるらしいし、強力なLEDを使って発光を劇中イメージに近づけたりしていて、海外サイトではその為の部品を売ってたりする。完成品の値段はピンきりでFXセイバーと同等のものから4~10万円位するものまであった。
そういう人たちがコスプレも含めて動画や画像を公開していて色々観てみると、糞握りで、脇が空き、右手で押し、肩が上がり、腰が引け、顎を出すといった感じで武道的にはどれも素人。本人たちがカッコいいと思ってればそれでいいのだから、突っ込む方が無粋なのだが。

スターウォーズ オビ=ワン・ケノービ フォース FX ライトセーバー (エピソードI版)
写真を幾つか撮ってみたので掲載する。
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赤い丸がスイッチ。上にずらすと起動。スイッチの下にある小さな丸は日本刀でいう目釘。
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柄元にはMade in Chinaのシール。本当は柄に色々とインストラクションのシールが貼ってあったが剥がしてしまった。柄頭付近にあるボタンのような部品は飾り。ベルトクリップ用に使うのかな?
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柄頭を回すと外れ、電池ケースを収められるように。電池ケース内にスピーカーが仕込んであり、柄頭には穴が空いていて、音を外に出せるようになっている。
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柄頭と電池ケースのクローズアップ。電池ケースの矢印を柄の内部にむけて差し込む。電池ケースはカバーが付いていて、プラスネジで止める形式。振り回すから電池が外れるのを防ぐためだと思われる。
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剣尖の写真。ポリカーボネートパイプの先端を丸い部品で蓋をしている形。刀身内にはフィルムが封入してあって、これがLEDからの光を乱反射させて、刀身全体が光っているように見せている。写真では写ってないが、刀身をよく見るとフィルムの継ぎ目がみえて、発光させたときに少し影ができる。先端の部品も刀身を少しはみ出している。アメリカンな品質と言えるかもだ。
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発光イメージ。いずれも蛍光灯下で撮影しているのだが、携帯のカメラは発光体の明るさを基準としてしまうのか、周囲が暗く写ってしまう。すでに述べたように肉眼ではもっと青色が濃く、白い部分はない。

以下は部屋の明かりを消して撮った一枚。なんかいい感じ。
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2010年8月1日日曜日

ライトセイバー戦

前から思ってたのだが、ライトセイバーは振り回す必要があるのだろうか?

刀身が極めて危険で金属すら瞬時に溶断するのだから、触れただけで深刻なダメージを与えられるのだろう。つまり斬撃力に加速エネルギーを上乗せする必要がないはずだ。ライトセイバー使い同士の戦いならば相手の防衛を押し切ったり、攻撃に対向するために加速を与える必要が発生するのかも知れないが、その為に必要な大きなモーションは相手に動作を読まれてしまう。
そのため、動きが読まれにくい突きを多用することになるのではないか。ボクシングで言うジャブ程度の素早いが軽い一撃でも致命の一撃になりうるため、ライトセイバー同士の戦いには欠かせない攻撃法だろう。
つまり、派手に振り回しまくっていたEP1~3のジェダイたちよりも、突きを交えて戦っていたEP4のオビワンのスタイルこそが真実に近い、合理的な戦い方といえるかもしれない。

普通の剣術・チャンバラとしてみた場合、EP1~6の中で最も優れているのはEP5、6の親子対決。EP1~3は派手に見えるが、レイ・パークなどスタントマン以外はほとんど手先で振り回しており、後ろ足が伸びていないし姿勢も崩れがち。肩も上がってしまって窮屈そう。
EP6のルークは若干腰が引けているが、腕全体を使って剣を振っていて、後ろ足も綺麗に伸びている。そのため、切っ先にも力が籠っている。そしてEP5とEP6のライトセイバー戦は監督の手腕により、映像として美しい。ルーカスではダメなのだ。
剣術としてみたときにライトセイバーが困るのは刀身にさわれないことだ。峰をつかんで手幅を広げて使うことが出来ないし、相手の峰を掴んで刀身を制してしまうこともできない。刀身を前腕、肩に添わせて盾のようにして相手の剣を受け流す技も使えない。危険すぎて使いにくい武器と言える。

ちなみにForce Unleashedでやってるような逆手持ちは日本の剣術では余りやらない(外国の武術は知らないのでなんともいえない)。棒術や短兵器(十手、小太刀、鎖鎌etc)などでは逆手をよく使うけれど。逆手で持つと切っ先が伸びないから、敵の間合いに入り込まなければならなくなる。間合いが最初から長い棒術、最初から間合いに入り込むことが前提の短兵器ではその問題がなく逆手を使え、順手と逆手を使うことによって技に幅が出る。棒術ならば両端を素早く力強く展開できるし、短兵器では相手の武器を刀身を添わせた前腕で受け流し、抑えこむのに使えるし、相手に獲物を隠して近づくこともでき、引き込みや振り下ろしの力を使って刺すことも出来る。
ところが中途半端というかオーソドックスな間合いの剣では逆手の利点があまり無い。長いから隠せないし、両端を使うことがほぼない。切っ先が伸びないし、なにより刀身よりも柄が短い剣では、逆手で敵の攻撃を受けた場合、あるいはモノに当たった場合、テコの原理で手首を痛める恐れがある。逆手になるのは剣を投擲するときぐらいだろう。
椿三十郎のラストで有名な逆手抜き抜刀のような例もある(三船は定寸の刀で抜くことが出来ず、あのシーンでは刀身の短い刀を使っている)が、奇襲だから使えるのであって、あのままで戦うのはキツイだろう。