2011年1月12日水曜日

ドレメル作業について

TCSSフォーラムのチュートリアルを参考にして、自分なりにまとめてみる。
  • 作業中はゴーグルとマスク必須。軍手などもした方がいい。削り屑などの破片があちこちに飛び散る。頭も服も破片まみれになるため、帽子や作業服的な物を装着した方がいい。
  • 作業は室内では無理。清掃が大変。金属の微細粒子を吸入するおそれがあるので換気も必須。ということで私は風呂場で作業している。
  • カッティングにはNo.426グラスファイバー カッティングホイールを使った。グラスファイバーで強化されており、409カッティングホイールのように割れてしまうことがないようだ。
  • 金属のカットの際、快削性素材でないと火花が飛び散り、かなりの高温になる。切削作業直後に迂闊に素材に触るとやけどする(シンクチューブではそんなことはない)。ステンレスねじなどはその高温によって酸化が進んで変色することも。
  • フレックスシャフトがあると作業がしやすいけれど、無くてもなんとかなった。
  • 素材をバイスに固定して作業すると両手が使えるけれど、素材を手に持ってでもなんとかなる。

シンクチューブ整形手順
  1. A4の方眼紙で型紙を作成する。シンクチューブの外径は1.5インチ。1.5インチ×円周率で円周は約12cm。ドレメルで曲線の切断は難しいため、型紙は直線で構成し、曲線についてはあとで研磨するなどして形成する。また、角の内側などの短い直線もカットが難しいのでそのへんを考慮しておく。
  2. ある程度、型紙ができたらコピーを取って、コピーを切り抜いてMHS本体にセットして具合を見ると良い。
  3. 型紙は残す部分と切り捨てる部分に色分けしておくと間違いがない。
  4. 型紙ができたら水性のりでシンクチューブに貼り付ける。
  5. 穴をあける必要がある場合は、ドレメルする前にドリルで開けておく。薄い真鍮なため、型を切り出した後だとドリル作業で歪むおそれがある。
  6. ドレメルにカッティングホイールをセットし、10000回転/分程度で切断していく。あとで研磨するため、線の少し外側で刃を進めていく。
  7. カッティングホイールのサイズより小さい部分の切断は、線の中央から刃先を少しずつ埋めていくか、硬い金属を切断するなどしてホイールを磨耗させて小さくして使うと良い。
  8. カッティングホイールを切断面に対して垂直に当てて、刃先で削るようにして細かい部分を成形することも出来る。ただし、グラスファイバーで強化されていない刃だと多分割れてしまう。
  9. カットが完了したら研磨。刃先をサンディングドラムに変えて、形を整える他、切断面の両側に出てるバリを落とす。ドリルで穴をあけている場合も同じく穴の周りに出ているバリを研磨しておく。サンディングドラムで難しい場合はサンドペーパーなど他の手段で。
  10. 研磨を進めていくと型紙の縁があやふやになって作業の邪魔になるため、適当なタイミングでシンクチューブごと水につけて、型紙を取り外す。
  11. シンクチューブの外側に色を塗る場合、クロムメッキを削り落とした方が良い。

0 件のコメント:

コメントを投稿