2012年5月19日土曜日

LED enginのFoC組み合わせ

Crystal Focusを手に入れて一番楽しみにしていたのはFoC。配線しにくいLED enginでFoCを実現した時には物凄く嬉しかった。
初めてのFoC

しかし、ブレードカラーに応じた白色のフラッシュをさせようとした時にどのタイプのLEDを選べばいいのか迷うことになる。LED enginを用いる場合、マルチカラーにはRGBA(赤緑青橙)、RGBW(赤緑青白)、RGGB(赤緑緑青)があり、どれを使えばいいのかはよくわからないからだ。以下、自分の経験した範囲内で述べてみる。

まずブレードカラーが青(水色)の場合。最初に組んだ時に知っている例がヨッシュさんの例だけだったため、素直にそれに従い、RGBAを使い、緑と青を直列でメイン、橙をフラッシュにあてた。これはこれで白くフラッシュしてくれたのだが、Youtubeで紹介されていたFoC動画に対して質問してみたらRGGBで緑と青を直列メイン、緑と赤を直列でフラッシュに当てているとのことだった。
両方共RGGB

試しにそのとおりにつないでみると、明らかに真っ白にフラッシュする。当然光量も高い。RGBAで赤と橙を直列にしてフラッシュにあてた場合や、メインを青単独した場合については実験してない。配線するの大変だもん。

次にブレードカラーが緑。光量を上げるためにRGGBの緑2つを直列でメイン。試しに赤をフラッシュに当ててみたが橙色にフラッシュしてなんか変。赤と青を直列につないでみると真っ白にフラッシュ。緑2つ直列なのだけど、明るさはLuxeonRebelの緑のほうが明るい気がする。

最後はブレードカラーが赤の場合。出来れば赤2つをメインにしたかったのでRRRRで組んでみたが(メイン、フラッシュ双方2つずつ直列)、FoC時はより赤く輝くだけで白にはならない。
なので、RGBAで赤をメイン、フラッシュに緑と青を直列にすると紫色に。緑と橙だと黄色に。青と橙だと白っぽい紫に。なんか違う。
RGBWを使い赤をメイン、フラッシュを緑と白を直列にした場合、白くなるのだが暖色系の白でなんか危険な感じがしない。青と白を直列にしてフラッシュにすると紫っぽい白に。俺的にはこっちのほうが危険な感じがして好きだ。

※12/6/30追記
紫も作ってみた。RGBAで赤青を直列でメイン、緑橙を直列でFoCに当てた。ピンク色寄りの紫となり、FoCは純白っぽくなった。ピンク色寄りの紫は綺麗な色してた。

ちなみにLEDはTCSSからも購入したが、よく品切れを起こす。すぐに手に入れたかったのでMouserから購入してみたところ、送料が2000円かかったもののわずか5日で届いた。

LED enginはただでさえハンダ付けが面倒なのに、フラッシュさせようと思うとLEDベース上で細かい配線をしないといけなくてなかなか大変。
だんだんと配線のやり方がわかってきた

配線にはAWG28のリード線を使ってる。パッド間は抵抗の足などを切って使うと配線しやすい。作業時にピンセットは必須である。
別記事にも書いたが基本は下記の通り。
  1. ハンダコテの温度を350度以上にして、パッド上に予備ハンダを盛る
  2. コテの温度を下げて予備ハンダを盛った配線とパッド上の予備ハンダを接合させる
  3. 両者にさらにハンダを盛って接合を補強する
フラックスを併用するとパッドへのハンダの食いつきが確実になると思う。私の場合はフラックスをパッドに塗布して、平たいコテ先にハンダを乗せてパッドに軽く押し付けるようにしている。連続で作業するなどしてLEDを加熱し過ぎないよう注意。
上手く行ったと思ってても、とにかくポロッと取れやすいのである。ハンダ付け後、配線を軽く引っ張ってみて取れないか確認したほうがいい。多少の衝撃にもびくともしないぐらいでないと。MHSの場合は直しやすいが分解しづらいヒルトに組み込んでから配線が取れたら大変である。

工作例によってはもっと細かい配線をしてる場合があるようで、fx-sabersのフォーラムにはこんな画像もある(記事はこちら)。

もっとも、これは40wのRGBAらしい。ダイが3つずつ、つまりRRRGGGBBBAAAの12個並んでるそうな。こんなのの配線とか悪夢やで…。

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