例によってTCSSフォーラムのカスタマイズ解説記事に従って作業を進めた。
今回は動作ランプ状部品をLEDに置き換えて光らせたいなと考えているがうまくいくことやら。
分解・改造に用いた道具は下記の通り
- ドライバーセット
- トンカチ
- ドライヤー(温めることで接着剤を緩くする)
- ニッパー
- カッターナイフ
- 電動ドリルおよび刃先(2.5mm径)
- クランプ
- 養生テープ(ドリルして刃先が飛んだ際にヒルトを傷つけないよう保護・マスキング用)
- パイプカッター(ブレード工作用)
- ドレメルリューター(パーツ加工用)
- ハンダゴテ、ハンダ、熱収縮チューブ
- ケーブルストリッパー
- 端子圧着工具(電池ボックスとの接続端子用)
- ミッチャクロン(金属塗装用下地材)
- ラッカースプレー(黒、及びつや消しクリアー)
用意した素材
- ヨーダFX
- TCSS製コンバージョンキット
- LuxeonRebel 緑
- LEDレンズ、レンズホルダ
- ブレード用ポリカーボネートチューブ、先端キャップ
- 半透明フィルム…HDDなどを購入した際についてくる袋。ブレード先端の反射素材用。
- 40ミクロン厚透明フィルム…ブレード用ディフューザー。LEDの光を乱反射させ、ブレード全体を光らせる。
- 電池ケース 単4x4本用、および単4NiMH充電池
- 自動点滅LED
- 4ピン端子
1.今回の生贄であるFXライトセーバー ヨーダ。ヤフオクで箱なし本体のみの中古をゲット出来たが一万円超えてた。
2.ポンメル(電池ケースのフタ)、電池ケース、ネジを外す。
4.カバーを外した状態。ネジを外す。
5.スイッチとカバーが外れる。このスイッチにLEDを仕込むのは難しそう。もう一つネジが現れるのでそれも外す。
6.ベルト状部品が外れる。ピンが現れるので、ドライバーのキリとトンカチを使って反対側に叩き抜く。写真ではすでにエミッター付近の固定ピンをドリルで削り取ろうとした後になってる。普通ならこれも叩き抜くところなのだが、他のと違って貫通していない上、ピンの先には衝撃センサーが仕込まれているため叩き抜けない。ドリルで削り取るしか無いのだが、突っ込み過ぎるとセンサーを壊してしまう。そうなったらTCSSなどからセンサーを買わないといけない。
電動ドリルで削ろうとしたのだが、穴を開ける位置がずれてしまって不細工なことになってしまった…。やっぱ専用工具買おう。
7.二つのピンを取り去るとエミッター方向にブレードを引き抜けるように。右上に見えてるのは小さな部品をまとめた小袋。
8.エミッターのカバーを外す。プラ製部品を外し、金属部品を取り去る。接着してあるだけなのでドライヤーで温めて外す。
9.上の写真に書いたように、ピンを内部に叩きこむと部品が分離できる。
10.基板が見える。非常に小さい。基板からコネクターを引きぬく。丁寧にしなかったので、少し壊れてしまった。実用には問題ないが。とにかく小さいからやりにくい事この上ない。
11.ブレードを引きぬく。ねじったり回したりして、ちょっと力が要った。
12.ブレード根元の小さなピンを叩き抜くとLEDストリングが引きだせる。
13.末端の外筒を開けると衝撃センサーとご対面。カラフルな配線ともどもニッパーで切り取って再利用する。ブレード及びLEDストリングは必要ない。何かに使えないもんかねぇ。
14.ここからしばらく通常のコンバートでは必要ない作業。スピーカーと電池ケースを置き換えるため、基板格納部を割り開ける。がっちり接着されているためなかなか外れてくれない。仕方ないのでカッターナイフで接着面を切り離した。設計者は修理とか考えてないんだろうなー。
16.スイッチの横部分にある出っ張りに自動点滅LEDを仕込むため、部品を外す。裏側は接着剤でガチガチに固められていてドライヤーで温めても緩くならない。出っ張りには外れるのを防ぐため返しがついていたらしいが接着剤で埋もれていてよく分からず。リューターで全部削り去り、ドライバーでグイッと押してやると抜けてくれた。
分解はここまで。続きは改造編で。
分解してみた感想としては接着剤を使い過ぎかなと。壊れたんだけど修理してって言われたら、MasterReplicasのサポートは、修理する代わりに新品をよこすんだろうな。
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