前回のチュートリアルの適当翻訳の続き。
前回はヒルトからブレード及び基板格納部を引き出したところまで。ほとんどの写真はTCSSのチュートリアルから。
15:ブレードのピンを錐で叩いて押し抜く。このピンは再利用しない。
16:スイッチカバーを外す。簡単に外れる。
17:さてここからが本番。ブレード下部の基板格納部の接着面を引き剥がして開ける。マイナスドライバーなどをノミ替わりにしてコツコツと割り開ける。チュートリアルの説明では「他のFXセーバーのコンバージョンではブレード本体を引き抜いてたけど、オビワンTPMでやると配線がダメージを受けるのでやっちゃダメ」と警告されている。
18:基板から配線の接続を外す。ブレードの末端に付いている部品を割開けて(これも再利用しない)、振動センサーを取り出し、共にブレード本体から切り取る。接続失敗を考えて少し長めに切り取ったほうがいいかも。
19:チュートリアルではここでコンバージョンキットの出番なのだが、先に鞘の部分をブレードホルダの長さ分だけ、前方からカットする。ブレードホルダに置き換えるわけである。
。
カットすべき位置は下記写真を参考。電源スイッチ部分の穴の天辺を1mm残す程度。俺はプラ用ノコで切ったのだが、最初もっと長く切ってしまっていたので、結局ヤスリで削ってこの長さにした。
20:この段階でヒルトにブレードホルダと共にセットしてみて、基板格納部に手順5で外したピンを通してみて(ピンには向きがある)、寸法を調整しておいたほうがいい。接着してからではやりにくい。写真では電源スイッチ基部の部品もセットしてるが、とりあえずは必要ない。
ブレードホルダのネジ穴がきちんと通らないようならば、基板格納部をヤスリなどで削って調整する。また、ヒルトの状態(遊びすぎて変形してるとか)によってはブレードホルダが入りにくいかも知れない。その場合はブレードホルダを金属ヤスリなどで削って調整する。
ただし、この時点では絶対にブレードホルダのネジを締めないこと。最後の最後まで穴に入れて締め付けてはならない。もし締め付けてしまうとヒルトが歪み、最悪の場合、ブレードホルダが抜けなくなってしまう。このネジはほんの少しブレードホルダに入る程度で良いのである。
21:LEDを熱伝導粘着テープでヒートシンクに貼りつけ、リード線をはんだづけし、レンズとレンズホルダをセットした後、ブレードホルダにねじ込んでハメ込む。ブレードホルダには雌ねじが切られており、ヒートシンクがねじ込めるようになっている。それでレンズとレンズホルダを押さえつけるわけである。配線は赤がプラス、黒がマイナス。LuxeonRebelを使ったけれど、通常のMHSを使用する際に必要なアダプターは必要なかった。
LEDをヒートシンクに接着する際、発光部がぴったり中心に来るよう注意すること。でないとブレードを取り付けて発光させたときに光量不足に陥る。また、レンズホルダの足がリード線で邪魔されないような配線を行うこと。LuxeonRebelで用いるレンズホルダと8.7度のレンズはぴったりと嵌め込める。
22:振動センサーと電源ケーブルにハンダ付け。電源の紫と振動センサーをプラスに、それ以外をマイナスにハンダ付け。ヒートシュリンクを先に通しておくこと。リード線が細いので被覆のはぎ取りにはワイヤーストリッパー(2000円程度)を利用したほうがいい。ペンチやカッターだと苦労する。
23:基板に電源ケーブルを接続し、バッテリーパックを電極に押し付け、スイッチを入れて点灯試験。
発光するようならば、ブレードホルダにブレードを仮挿入し、明かりのもとで発光具合を見てみる。暗いようならばレンズがずれているか、LEDの発光部が正しく中心に来ていないので調整すべし。ヒートシンクに粘着テープで貼付けられているLEDはじわじわ押すと動いてくれるはず。
24:うまく行ったら鞘を元通り接着し、組み立てなおしを開始する。穴の位置を揃えておく。手順16で外した部品をセットしておく。
25:電源スイッチの位置をあわせて内蔵部品をヒルトに挿入する。うまく行っているならば、ブレードホルダは柄から2~3mm以上出ないはず。
26:電源スイッチ接続部品をセット。小さな凹の向きに注意。
27:手順5で外したピンをセット。これで電源・基板部分が固定される。その後に王冠のようなカバーをセットしてコンバージョンキットのネジで締める。これでブレードホルダが固定される。
28:電源スイッチと飾りネジをセット。スイッチにも向きがある。小さな凸と凹を合わせること。
29:電源スイッチカバーをセットしてピンで固定。
30:ブレードを固定するイモネジ用の穴をドリルで開ける。
31:タッピングして雌ねじを切り、イモネジ(セットスクリュー)をセット。タッピングは気長に行うこと。焦ると失敗する。
余談だが、タップとセットスクリューをTCSSから購入すると、当然ながらインチネジの規格になる。イモネジをなくしたりすると、再度輸入するハメになるのでなるべく国内で買い求めたほうがいい。
32:完成。タップ切る前に電源入れて振り回したりして振動センサーや衝撃センサーが働いているかどうか確認しておいたほうがいい。
光量比較
セーバーの並び順は上からDominix、オビワン、モール、MHS。オビワン以外のLEDはすべてLuxeon3。オビワンは上の写真がFX、下の写真がRebel換装。
光量は電池容量にもよるのだが、ルーメン値ではRebelブルーが一番低い。それでも発光具合はいい感じ。
前回はヒルトからブレード及び基板格納部を引き出したところまで。ほとんどの写真はTCSSのチュートリアルから。
15:ブレードのピンを錐で叩いて押し抜く。このピンは再利用しない。
16:スイッチカバーを外す。簡単に外れる。
17:さてここからが本番。ブレード下部の基板格納部の接着面を引き剥がして開ける。マイナスドライバーなどをノミ替わりにしてコツコツと割り開ける。チュートリアルの説明では「他のFXセーバーのコンバージョンではブレード本体を引き抜いてたけど、オビワンTPMでやると配線がダメージを受けるのでやっちゃダメ」と警告されている。
18:基板から配線の接続を外す。ブレードの末端に付いている部品を割開けて(これも再利用しない)、振動センサーを取り出し、共にブレード本体から切り取る。接続失敗を考えて少し長めに切り取ったほうがいいかも。
19:チュートリアルではここでコンバージョンキットの出番なのだが、先に鞘の部分をブレードホルダの長さ分だけ、前方からカットする。ブレードホルダに置き換えるわけである。
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カットすべき位置は下記写真を参考。電源スイッチ部分の穴の天辺を1mm残す程度。俺はプラ用ノコで切ったのだが、最初もっと長く切ってしまっていたので、結局ヤスリで削ってこの長さにした。
20:この段階でヒルトにブレードホルダと共にセットしてみて、基板格納部に手順5で外したピンを通してみて(ピンには向きがある)、寸法を調整しておいたほうがいい。接着してからではやりにくい。写真では電源スイッチ基部の部品もセットしてるが、とりあえずは必要ない。
ブレードホルダのネジ穴がきちんと通らないようならば、基板格納部をヤスリなどで削って調整する。また、ヒルトの状態(遊びすぎて変形してるとか)によってはブレードホルダが入りにくいかも知れない。その場合はブレードホルダを金属ヤスリなどで削って調整する。
ただし、この時点では絶対にブレードホルダのネジを締めないこと。最後の最後まで穴に入れて締め付けてはならない。もし締め付けてしまうとヒルトが歪み、最悪の場合、ブレードホルダが抜けなくなってしまう。このネジはほんの少しブレードホルダに入る程度で良いのである。
21:LEDを熱伝導粘着テープでヒートシンクに貼りつけ、リード線をはんだづけし、レンズとレンズホルダをセットした後、ブレードホルダにねじ込んでハメ込む。ブレードホルダには雌ねじが切られており、ヒートシンクがねじ込めるようになっている。それでレンズとレンズホルダを押さえつけるわけである。配線は赤がプラス、黒がマイナス。LuxeonRebelを使ったけれど、通常のMHSを使用する際に必要なアダプターは必要なかった。
LEDをヒートシンクに接着する際、発光部がぴったり中心に来るよう注意すること。でないとブレードを取り付けて発光させたときに光量不足に陥る。また、レンズホルダの足がリード線で邪魔されないような配線を行うこと。LuxeonRebelで用いるレンズホルダと8.7度のレンズはぴったりと嵌め込める。
22:振動センサーと電源ケーブルにハンダ付け。電源の紫と振動センサーをプラスに、それ以外をマイナスにハンダ付け。ヒートシュリンクを先に通しておくこと。リード線が細いので被覆のはぎ取りにはワイヤーストリッパー(2000円程度)を利用したほうがいい。ペンチやカッターだと苦労する。
23:基板に電源ケーブルを接続し、バッテリーパックを電極に押し付け、スイッチを入れて点灯試験。
発光するようならば、ブレードホルダにブレードを仮挿入し、明かりのもとで発光具合を見てみる。暗いようならばレンズがずれているか、LEDの発光部が正しく中心に来ていないので調整すべし。ヒートシンクに粘着テープで貼付けられているLEDはじわじわ押すと動いてくれるはず。
24:うまく行ったら鞘を元通り接着し、組み立てなおしを開始する。穴の位置を揃えておく。手順16で外した部品をセットしておく。
25:電源スイッチの位置をあわせて内蔵部品をヒルトに挿入する。うまく行っているならば、ブレードホルダは柄から2~3mm以上出ないはず。
26:電源スイッチ接続部品をセット。小さな凹の向きに注意。
27:手順5で外したピンをセット。これで電源・基板部分が固定される。その後に王冠のようなカバーをセットしてコンバージョンキットのネジで締める。これでブレードホルダが固定される。
28:電源スイッチと飾りネジをセット。スイッチにも向きがある。小さな凸と凹を合わせること。
29:電源スイッチカバーをセットしてピンで固定。
30:ブレードを固定するイモネジ用の穴をドリルで開ける。
31:タッピングして雌ねじを切り、イモネジ(セットスクリュー)をセット。タッピングは気長に行うこと。焦ると失敗する。
余談だが、タップとセットスクリューをTCSSから購入すると、当然ながらインチネジの規格になる。イモネジをなくしたりすると、再度輸入するハメになるのでなるべく国内で買い求めたほうがいい。
32:完成。タップ切る前に電源入れて振り回したりして振動センサーや衝撃センサーが働いているかどうか確認しておいたほうがいい。
光量比較
セーバーの並び順は上からDominix、オビワン、モール、MHS。オビワン以外のLEDはすべてLuxeon3。オビワンは上の写真がFX、下の写真がRebel換装。
光量は電池容量にもよるのだが、ルーメン値ではRebelブルーが一番低い。それでも発光具合はいい感じ。
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